2003年02月13日(木)
似ているようで、似ていない二人。
上田次郎(←またの名を阿部寛)の新しいドラマだと思い、 なんとなく見始めた「最後の弁護人」。 永遠の美少年、翼くんも出ていた。実に地味であるが。
普通の、キレイなお話でないところが非常にツボだった。 有働の口の悪さは上田次郎を上回り、 シニカルに切り返す山田直子嬢も素敵だったが、 石田良子嬢は売り言葉に買い言葉で、とても威勢がよい。 これもまた痛快。女は勢いだ。と、最近思う。
一筋でないストーリーに花を添えて(ますます混乱させて)いるのは、 ワタシのこれまた大好きな俳優さん、金田明夫氏。 怒鳴らせたら、この人の右に出るものはない。 意地悪だったり、うるさかったり、役的にはよい印象ではないかもしれない。 でも、とてもいい俳優さんですよ。 顔を見れば、みなさんご存知のはず。
つばっちが、でしゃばらないのもいい。 ジャニーズだからといって、前面に押し出す必要はまったくなし。 このままじみーに、サルな不良少年でいて欲しい。
役者は地味だけど、話で泣かせてくれる。 型破りなようでいて、公正な弁護士の姿を守り通している有働さんに、 毎週木曜日に涙している。 え? 放送は水曜日? フフフ。 ビデオに撮っているワタシにとっては、 木曜日のお楽しみなのである。
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