2003年02月16日(日)
バウリンガルが流行っているらしい。 犬の言葉がわかるらしい。 そして猫好きは、ふと考える。
もし、ミャウリンガルがあったなら。 職場の猫好きさんと、 「どうなるかしらねえ」 と、頭をひねる。 「とりあえず、買います?」 「買うわ」 悩むワタシに、その方は、Iさんは力強く頷いた。 「だって、何を考えてるか知りたいじゃない?」 それはそうだが、いい事ばかり考えてるとは限らない。 うちの子が、家宝のダイキチさんが、 すっごい短気なヤンキー猫だったらどうしよう。 「ああ? うっせえんだよ、人間のクセによお」 なんて、わめき散らしていたり。 でも人間の耳には、ニャーとしか聞こえていない…。
話では、バウリンガルもそんな詳しく解析するわけではないらしいが、 やっぱり、「ご機嫌」がわかるだけでも優れものだろう。
「遊んでよ、とか、そういうのはわかるんですかね」 「そうそう。かまってよ、みたいな」 「…でも、それって態度でわかりません?」 「態度っていうか、遊びたければ、一人で遊ぶわよね、猫って」 うん。ごはん欲しかったら、お食事処で待ってるし。 「だから、猫用はないのかしらね」 「そうですね。あんまり必要ない…」 だいたいあのコ達って、「人間にわかってもらいたい」なんて、 きっとこれっぽっちも思っていないに違いない。
それにしても、あの機械を首輪につけた瞬間から、 猫のご機嫌なんてわかりきってる。 「ナニ付けてんだよ。重いだろ!!」 不機嫌なことこの上ない。 仲良くしたかったら、そういうブツを外すしかないんだろうなあ。
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