2003年04月06日(日)
そもそもは桜を見に行こうという話で。 まだ満開には今一歩の、市中心部の公園へ出掛けました。 その辺りに差し掛かるだけで、すでに渋滞。 日本人のお花見好きはたいしたもの…。
そこで車を降りることをあきらめ、 渋滞を避けながら北上した一行。 ますます桜とは縁遠くなるが、 母が、「気になっている建物がある」と言い出した。 それは螺旋階段をまとった、大きな円柱形。 佐久発電所、水力発電所だった。 ワタシはまったく、その存在すら知らなかったが、 地元では桜の名所として有名らしく、 まだ咲いていないにもかかわらず、 ほどほどの観光客が行き来していた。
発電所の仕組みなどをあれこれ話していたら、 勢いで変電所へ行くことに。 そこからは高速道路を使って、西へ西へ。 廃坑マニアには有名な「旧丸山変電所」。 横川の駅から延々歩き、重要文化財を拝むことが出来た。 以前はかなりボロボロだったが、 今は修復されて、とてもキレイ。 その現場で、 「あの避雷針の工事は俺がやったんだよ」 と、兄。 なんと、修復工事に参加していたのか。 うーん、いい仕事しましたねえ。
帰り道、めがね橋も散策し、峠の釜飯を買って、 やっと自宅へ。 思いがけず長いドライブになりました。
残念なのは、持っていったカメラがTIARAだったこと。 フィルムもスペリア400。 完璧にただの記念写真モード。 これぞ、HOLGAの出番だったのに。
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