| 2004年05月20日(木) |
今週のアニプリ「まぁ不二くんの王子ぶりはちょっと萌えた」&NARUTO「気づけナルト 考えろサスケ!」 |
今週のアニプリ 「わたしの王子様」
特に語るべき事もないんですけども…。 これってじゃぁ何?もしかして青学メンバー一人一人のエピソードをやってく気なのか? ふぅーーん…まぁいいけどさ。 でもそんなんで水増し延長しつづけるくらいなら早くジュニア選抜編やって欲しいかななんて思ったり。 まぁ今週も特に突っ込む気も起きないほど桃リョが自然にずっと二人でいたのでそれだけでいいかなと。
今週のNARUTO 第84話「唸れ千鳥 吠えろサスケ!」
えぇとまずはナルトさん?? 前々から気にはなってたんですが、あなたイタチを見て「サスケ…!?」などとおっしゃってますけども、もしかしてサスケの顔ちゃんと把握してないのではないですか? もしそうならば先週から死にものぐるいでナルトを探し回ってるサスケさんが不憫でなりませんよ…。 ナルトさんってばあなたの気持ちに気付いていないばかりか、あなたのお顔すら覚えてないですよ?なんてかわいそすぎて口が裂けても言えません…。 まぁナルトの説明に「金髪のバカ面」と連呼してるあなたもあなたですけども。
それとイタチについてのナルトの認識もやたらと薄い。 イタチが「オレの弟だ」って言うまでイタチが誰だか全く気付いてもいなかったけど、あのかの有名な(?)波の国でのサスケのナルトへの愛の告白シーンで、「兄貴を殺すまで…死んでたまるかって…思ってたのに…」と言ってたことを覚えていれば、サスケの殺したい男=サスケの兄、んでここでナルトがイタチを見た第一印象が「サスケ…!?」だったのであれば、イタチがすぐにサスケの兄だという結論に達してもいいはず。 なのに全然頭の片隅にもよぎってない様子…。 まぁびびっちゃってまともな思考出来てなかったのかもしれないけど、これじゃぁあの波の国での告白すらナルトは覚えていないっぽい…。 まぁそれはそれでよかったかもしんないね…。 あの告白は完全にもう死ぬと勘違いして早まって告白しちゃったというサスケにとっては恥ずかしい過去ですからね…。 忘れてくれてた方が幸せかも…でも…全く覚えてないというのもやっぱりかなり切ないよね…。 っつーかナルトさん…、「サスケと同じうちは…」ってそこ驚くとこじゃないと思うぞ? 兄弟だからっていう思考全く働いてなさそう。 「サスケと同じ苗字だぁ…。不思議ぃ〜」ってな勢い。 アホ丸出し。
あとサスケさん。 これも前々から思ってたんですけども、千鳥ってのは接近して直接突き刺さないとダメなワザですよね? ならば不意をうつか、もしくは相手の体を動けないようにしてから撃つかしないとほとんどの場合かわされると思うんですが…。 しかもあんなピヨピヨ鳴らして派手に走り寄ってきて、さらにはそっこうイタチに「千鳥?」とバレまくってしまってはイタチじゃなくたってかわせると思われます。 しかも意味不明に胸まではだけようとしてたし…何で?? カカシ先生も千鳥の発動方法を教えて満足してるかもしれないけど、あれの有効活用方法教えてやらないと一生サスケはあれをムダ撃ちしていくハメになると思うんですがね…。 そして案の定腕までへし折られて、また「オレが何とかしなきゃ…!!」とナルトに思わせてしまうなんて、自分の甲斐性のなさにますます悶々とする日々…。 ホントマジでここ最近まともにサスケが使えた事ってないような気がしてならないんですが、どこまでヘタレっ子道驀進してくれちゃうんだか、楽しみなような情けないような…。
まぁそんな事よりも今回はしてやられましたよ…。 あのサスケの回想シーンの作りの素晴らしさに思いっきり感動しました。 アニメスタッフ、ナイスです! まずはちびっこサスケがかわいい事この上なかったし。 んで、原作でも兄ちゃん大好きなサスケがツボだったんですが、原作以上にかわい子顔で寄って来て額こずかれてるとこなんてたまんなかったですよ、全く!!
話がちょっとそれるんだけど…。 あの子供サスケさんが、本仁戻センセの「テツラリカ」のヒロに見えて仕方ない。 もちろんイタチはテツ。 んで、テツが子供の頃からずっとヒロに「おまじない」と称してべろちゅーかましてたんですが、イタサスにおいての額こずきがまさにこれ。 「ごめんね」の合図みたいなもんですよ。 っつーかべろちゅーよりも全然萌えるよ。 サスケも額こずかれるの分かっていながら、嬉々としてこずかれに駆け寄ってきてるもんなー。 かわいすぎる!! やーヤバいなー、この額こずき今年大流行の予感だなー。 はやるな、間違いなく。 街をゆくらぶらぶカップルたちがいたるところで額こずきあう世の中になるなー。 間違いない。 イタチさんってばこんなワザ、どこで覚えたんだか…。 さらにはイタチさん、原作をはるかに超える美形さん。 もう何かやることなすことすべてがエロかった。
あ、あとサスケ子供声って杉山さんがやってたのかな? あまりにかわい子声でこれまた萌え。 そんなかわい子声で近所のおばさんと話してるところもこれまたたまんねーーー!! 「8歳で写輪眼が使えるようになった!」などと両手を広げてイタチ自慢繰り広げちゃったりする姿もかわいすぎるし。 んで、「自信を持て!」っておじさんに言われたりとここのオリジナルシーンもホント素晴らしい。 近所の皆にもかわいがられてたんだねー、「サスケちゃん」だってさーーー!!!
そしてそんな萌えシーンもかなり感動したんですが、このたび何に一番感動したってサスケが皆殺しにされてる事を知るまでの流れの描きぶり。 まだ寝るような時間じゃないのに灯りが全くついてない事に気付くとこから始まって、おじさんおばさんの死体を見つけるところ、そして家に帰って来た時に律儀に靴を脱いで家に上がってる姿の描写、これらすべてがサスケの緊迫感をとてもうまく描いていたと思う。 それから部屋中を捜す様子にサスケの不安感がよく伝わって来たし、廊下をこけながら走ってくるところの焦り具合、あの両親が殺されてる部屋から物音がしてそこへ飛んできたはいいものの恐怖のあまり戸を開けられずに「動け…」って震えてる姿。 しかも、既にここで両親が死んでるって事にしたのもうまいなと思った。 ここで「サスケ…来てはならん!」って父さんが言ってしまったら何か陳腐になってしまうと思うんですよ…。 「来てはならん!」って言われて部屋に入らない人はいないと思うし、入るのをとまどってたとしてもそのセリフをきっかけに勢いで部屋に飛び込めてしまうと思うし。 だけど、アニメでは物音がしたこの部屋が絶対に怪しい、でも開けたらきっと恐ろしいモノを見る事になる、恐い!だけどこの扉を開けなくちゃならない!でも体が動かない…そこから「動け!動け!動け!」と自分を奮い立たせやっとの思いであの扉を開けるサスケの姿。 あの微妙な間などでサスケの心の葛藤が見事に描かれててホントにうまいと思った。
そして便利な万華鏡写輪眼。 あれって幻術で敵を惑わすだけじゃなく、ビデオ録画機能もあるんですねー。 空も巻戻されてたし。 便利だ。
そして極めつけ。 「殺さないでェ!!」と逃げるサスケ。 かわいすぎるぞコノヤローーー!!! そんなかわいい子殺さないっつーの。 きっとイタチも最初からサスケを殺すつもりなんかなかっただろうし。
それにしても…。 結局イタチがなぜ一族殺しをしたのかは分からないまま。 だけど思うのはどんな理由であったにせよ、イタチはサスケを殺す気なんてなかったばかりかサスケがこの先一人ででも生きていけることを望んでいたんだと思う。 それが 「このオレを殺したくば恨め!憎め!そしてみにくくも生きのびるがいい」 というセリフに表れてるのではないかと。 イタチはサスケに「生きのびて」欲しかったんだと思うんですよ。 イタチを憎むその気持ちが強いほど一人でだって強く生きていけると思うし、その為に強くなろうとするだろうし。 それがきっとサスケを守る事になってると思う。 きっと何らかの理由で一族を皆殺しにしなきゃならないって事になったんだろうけど、サスケだけはどうしても殺したくなかったイタチがあえて殺人現場をサスケに見せて自分を憎ませ自分ひとり罪を背負っていくというこれはサスケを守る手段だったのではないかと。 そしてこれがイタチのサスケへの愛。 いやぁ…イタサスは深かった。
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