月桃の滴
ロックンロールは続いていくんだよ。

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Burn your boat!!


2004年07月01日(木) See-Sawで見るサスナル成就への道

この前何気にAT-Xで放送されてた.hackを見てたらEDの曲が私の中でえらいヒットしちゃって、クレジット見たらあの名曲「あんなに一緒だったのに」(by SEED)のSee-Sawさんの曲だと知り、たまらずアルバム聴きたくなってレンタルしに行く事にした。

ホント今更聴いてて…さらにレンタルでごめんなさいって感じなんですけどもすごい沁みました。
まずは何度泣いたかもはや分からない「あんなに一緒だったのに」を久々に聴いてまた泣き。

といいますか…。
今こういう切なげな曲を聴くと何でもかんでもサスケ(by NARUTO)にかぶせてしまう悪い癖があって困ってるんですが、サスケ奪還編真っ只中の昨今この歌詞があまりにはまって泣けて泣けて…。
もちろんこれはアスキラ(SEED)のテーマソングには間違いないんだろうけど、こんなに思ってたくせに結局ノーマルカップリングっていうオチかよ!ってとこにやっぱ行き着いちゃうんで何か萎えてくるってのも事実。
その点サスナルさんたちは今ドロドロ真っ只中。
それをふまえ歌詞をナルト視点で読んでいくとあまりのはまりぶりにびっくり。

だって、

あんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 加速していく背中に今は


ですよ?
間違いなく今のサスケさんじゃないですか!
全くナルトの言葉を聴く耳もってなかったもん。
しかも、

あんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 動き始めた君の情熱


ってサスケの今のあの頑なな態度にすっかりヒキ気味。
情熱っつーよりも、聞く耳持たない頑固者ってなだけなんだけど…。
さらには

あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを


と、ナルトさんはもうサスケが違う風景を見据えてる事を素直に受け入れちゃって追う事を諦めちゃいそうな勢い。
そこ諦めちゃだめだよーーー!!
執拗に追いすがろうよ!!
あんなに一緒だったのに「オレから逃げんのか!」と言うもサスケに拒絶されてしまい、せめてこの月明かりの下(大蛇の下)で静かな眠りを(幸せになってくれ)とか言い出しそうでマジで恐い!

とは言うものの…。
これが6/11に日記に載せた「氷室で見るサスケ木ノ葉抜けの理由」に対するアンサーソングだとまた勝手にかぶせて考えると納得せざるを得ない部分もあったりなんかして…。
だってあんな勝手に逆ギレして勝手に木ノ葉抜けて行かれたら、ナルトもどーしていいのやら…と困惑するのも当たり前。
そんなサスケさんの複雑なオトコ心を深読み出来るほどナルトさんは人の心の機微を理解できるとは到底思えないし。
なのでまたサスナル成就の道の険しさを思って切なくなってみたり…。
まぁ私にとってサスナルはそう突っ込みながらずーーーっとサスケさんの片思い状態が続いてくれた方が面白くてツボなんだけど。

あと、この「Dream Field」の8曲目「夏の手紙」の

あれから一年が過ぎ どうやら一人きりです
愛していたのかしらと 愛しすぎたかしらと


のくだりが1年後のサスケさんかと思ったら、こいつ1年経ってやっと自分の行動を冷静に振り返れるようになったんだ…しかもまだ一人きりなんだ…と思えてきちゃって、もうこうなったらかわいそうでかわいそうでたまらなくなってきました。
大蛇にいいように弄ばれ、それが逆に変に自分を冷静に省みるきっかけを与え、しかもカマ言葉…。
大蛇丸への道まっしぐらです。

私の中では密かにジラオロの過去のくだりがサスナル成就の鍵を握ってると思ってるんですが、大蛇がカマになった時自来也はどうそれを受け止めたんだろう…。
思いっきりひいたかなぁ?
それとも一応冷静を装って受け止めたかなぁ?
………、んでサスケがホントにカマになっちゃったとしたら………?
………。
そんな事をあのナルトさんが受け止められるはずがなく絶対ひきまくって「気持ちわるいってばよ」ぐらい言い放つにちがいない。
なので、サスケさん。
大蛇に食われてもカマにだけはなるな。

このアルバムって全体的に恋愛が成就できずに終わってるような切ない曲ばっかなので、それだけでもやたらとサスケさんにかぶって泣けます。
きっとこれをリアルタイムで聴いてたらアスキラにかぶせて聴けてたと思うんだけど、今最も成就できなさそうなカップリングランキングダントツ1位のサスナルさんの前ではアスキラなんてかすんで見えてしまうというもの…。

まぁサスナル語りはこの辺にして…。
それにしても梶浦由記さんのアレンジセンスはすごい私のツボです。
私元々ケルト音楽とかあと胡弓とかの中国音楽風な曲がすごい好きなんで、そんな雰囲気を持ってる曲が多くてむちゃくちゃビシバシツボを刺激されてしまいした。
あと、このアルバムを借りるきっかけになった「Emerald Green」もやっぱり良かった。
そんなこんなでこんなご時世、See-Sawさんもすっかりサスナルの餌食となってしまいました(勝手に)。


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