月。
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あのひとは 相変わらず忙しいままで 風邪も治り切らないまま また走り出している
熱がまだ下がらないんですよ〜
そう言って 頼りなく笑うあのひとの額に右手で触れて 思った以上に熱いことに心が痛くなっても 私には何も出来なくて
どんなに 恋焦がれても 結局 壊してしまうのに
わかっているけれど まだあのひとを欲しいと思う
この気持ちはどうなるのだろう いつか何かに形を変えるのだろうか
あのひとは 私を必要としていないのに 私はこんなことをいつまで考え続けるのだろう
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