月。
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2004年03月26日(金) 送別会/存在。

お酒は強くないはずなのに
先に酔っ払われるとがんばってしまうのは
私の悪い癖で

彼女の細い肩を抱き締めながら
ずっと 大丈夫 大丈夫 と言いながら
髪を撫でることしか してあげられなかった

もっとつよくなりたい

◆◆◆

深夜 集まっていた輪から抜け出して
あなたに会いに行きました
雑踏の中であなたの姿を見つけときは
何故だかホッとしました

ふたりきりになって
ふんわりと私を抱き締め

 落ち着く

あなたはそう言いました
一年に一度しか会わないはずだったのに
どうしてあなたは私に会いたいと言ったのでしょう

桜の花の咲く頃に
過去のことも未来のことも考えずに
ただぼんやりとあなたの傍に居られて
私はしあわせでした


杏 |MAIL

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