月。
DiaryINDEX|past|will
お酒は強くないはずなのに 先に酔っ払われるとがんばってしまうのは 私の悪い癖で
彼女の細い肩を抱き締めながら ずっと 大丈夫 大丈夫 と言いながら 髪を撫でることしか してあげられなかった
もっとつよくなりたい
◆◆◆
深夜 集まっていた輪から抜け出して あなたに会いに行きました 雑踏の中であなたの姿を見つけときは 何故だかホッとしました
ふたりきりになって ふんわりと私を抱き締め
落ち着く
あなたはそう言いました 一年に一度しか会わないはずだったのに どうしてあなたは私に会いたいと言ったのでしょう
桜の花の咲く頃に 過去のことも未来のことも考えずに ただぼんやりとあなたの傍に居られて 私はしあわせでした
|