私という存在を求めて欲しかったことばの通じるひとと会いたかった身体で通じ合えるひとと会いたかった少しのお酒とごはんのあと清潔なシーツにくるまり 隣りで彼をぼんやりみつめる彼は どうした?と言って 私の髪を撫でるまるで ねこの毛並みを整えるように彼はいつもそうだいつでもいやらしくていつでも優しいそれがとてもうれしいなんてきっと彼は知らないありがとう