珍しく朝目覚めると両親のものすごいケンカの声で目が覚める。 罵り合いの傷つけ合いといった感じで、そのまま目を閉じた。 妹が非難してきたようだったが、すぐそれに気付かない程眠りに落ちた。
目が覚めるとお昼過ぎ。 いい加減やらねばならぬこともあるので起きることにする。 家の中が殺伐としている。 口をつく言葉がとげとげしい。
今までなら棘には棘で応戦していた。 殺伐には殺伐を…。 でも、それでは何も解決しない。 家族にはなかなか穏やかな距離は取り難い。 年末になってようやくそれを実現してきた自分を感じることが出来た。
妹はまだまだ反抗期で、そんな家族に嫌気がさしているとのこと。 私はそのような反抗の時期はもう過ぎた。 親ひとりの人間であるということ。 Perfectlyな存在から、人間らしい存在への転換。
それは、ただ単に年齢を重ねた成長と片付けて欲しくはないような、私なりに色々な 経験を積んできたことへの答えだという気がしている。 きっとただ大人になっただけでは、反抗や決して許しがたい思いは消えなかったと思う。 色んな人の色んな側面を見て、色んな人が生きていることを知ってきた私なりの 今の想い。
そんなこともあり、みんなで紅白を見ながら和やかに過ごす。 私なりにムードメーカー役を務めて、雰囲気を持ち直す。 今までだったら考えられないけれど年末のこの日にそんな自分を感じられてよかった。
今年は友達ともたくさん遊んだし、恋もしたし、勉強もいっぱいして、なかなかの年 だったな。 少し詰め込みすぎの感があるのが難点だった。 うん、でも人生こんなもんで上々でしょう! 失敗もたくさんしたけれど、後悔はない1年。
来年は、生活を楽しみたい♪ 食べ物だったり、音楽だったり、出かける場所だったり。 余裕を持って、毎日毎日を感じたい。 そして継続は力なりで、今やっていることをやり続けたい。 Toughな素敵な女になりたい★ (これ以上Toughになったらヤバイのでは…。)
そんな希望の花咲く2002年の年越し。
♪BGM/TV
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