4254.0516の日記

2003年03月03日(月) その先にある幸せ。


 ようやく都合がついた友人との約束。
 月曜日ゆえに自堕落な午前中を過ごし、夕方から街へ。

 その友人からはこの頃は軽くないメールが多くて、どうにか気分転換を図れれば
 という気持ちがあった。
 意図すると、その通りには行かないとは思うけれど、何らかの“和らぎ”になれば。
 私は私でその友人に話したいことも、単純に顔を見たい気持ちもあった。
 かなり久し振りだったので純粋に嬉しかったし。

 会うと月曜日から『飲み』のコースへ。
 意外だけれど美味しい料理と、お酒に話も弾む。
 彼女は社会人。
 私は脛齧り。
 立場も好みも違うけれど、必要不可欠な友人。

 彼女の穏やかだけれど着実な恋愛を私はとても好ましく思っている。
 けれど、ここ最近の彼女は以前の私そのままに山あり谷あり。
 聞いている私も意外な気がしてしまうような、見事な振り回されっぷり。
 それでも翌日はきちんと仕事にいく彼女を誇らしく思う。
 当たり前だけれど、すごいこと。

 「今は嫌なこともあるけど、この先もっと幸せなことがあるかもしれない。」…
 彼女はそう言った。
 私も今はその先にある幸せに賭けてみたいようなちょっと前向きな心持ち。

 1人でいることは楽しいし、気楽だし、何でもできる。
 でもそれは2人でいることとは次元の違う話。
 比べる方が間違っている。
 それぞれの幸せ。
 だけど、1人でいるほうがいいから2人でいないというのはちょっと違うように
 思う、この頃。

 2人でいるからこそ可能性が広がって、その先にある幸せを信じられる。
 今はその不自由さゆえに生まれくる何かが楽しくて仕方ない。

 そんな話を彼女としていて、何だか明日からの活力が湧いた。
 いくらでも色んなことができる。
 自分で掴み取りたい。
 そんな私を喜んでくれた彼女。
 今日もまた元気になれるひと時。

 またお互いの日常に戻って何かを報告できたらいい。

 ♪BGM/AL.『勝訴ストリップ』
      『愛妻家の朝食』 椎名林檎


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