4254.0516の日記

2005年08月28日(日) 史上最強の褒め言葉。


 新たな出会いの予感を蹴っ飛ばしつつ、今日のために備える。


 今日は、大学院時代の学生さんたちを集めた合宿に、OGとして参加する。
 ちょっとした発表もせねばならず、ちょっと緊張。
 昨日も、結局遅くまで準備にかかってしまった。


 仕事の前はいつもそうしているように、好きな曲を車に持ち込んで、ちょっと
 したdriveを楽しむ。
 今日のお供は、夏のCDSを集めた自作MD。
 調べてみると(院とは違う)大学の近くで、よく行き慣れた道だってことが
 わかった。

 朝も早くて、あっという間に着いた。


 空気があまりにも大学時代の感じで、懐かしく、切ない淋しさに包まれた。


 朝食真っ最中の学生さんたちの中に、院時代に授業を受けたS先生を発見!
 相変わらずユルい感じで、力みがなくてよかった。
 わたしがした数々の無礼や若気の至りも覚えていないようで、やれやれだった。

 わたしも学生時代経験したけれど、夜はしこたま飲むので、学生さんや先生
 ともども疲労の色が窺えた。
 そんな朝っぱらに発表なんて申し訳ないほど。
 夢うつつで聞いてもらえればいい、と思う。

 コメントをしてくださる先生とも、初めて会う感じで、ほとんど打ち合わせも
 なく、いきなり「はじめましょうか?」という状況。
 されるがままに進行していく。
 心の準備もないままに度胸を決める。

 たくさん集まってくれた学生さんたちは、やはり疲労の色がにじんでいて、
 素直にそれを表現してくれていた人もいたけれど、概ね(前記の人たちも
 含めて)とても素直に前向きに話を聴いてくれた。
 いくつかもらった質問は、本当に新鮮で、優しくて、毎日仕事をしている
 わたしをはっとさせてくれるものばかりだった。

 何しろ進行役のF先生がとってもかわいらしい方で、わが師匠H先生に雰囲気が
 酷似していたので、いつもの甘ったれmodeで心を許してその場にいることが
 できた。
 たくさん投げかけてくれる質問は、素朴で率直で、どきりとした。
 そのどきり、のおかげで、調子が悪い時特有の口数の多さになった。
 でも、先生のおかげでいい集いになりました。

 そして、もうひとりのO先生は、最初質問もなく、うんともすんとも言わなかった
 ので、正直びびりまくりだったのだけれど、最後は色々と支えてもらえる
 言葉を頂けた。

 学生さんの感想もあったかくて、わたしが伝えたい通りに受け取ってくれて
 いて、自分を思いっきり認めてもらえた気がした。
 そして、まだまだ先を目指したいとこころから思えた。


 終わった後にO先生からもらった言葉。
 “○○さん(わたし)の健全さとセンスがすごく出ていて、いい発表だった”

 これまでささやかな積み木を積み上げてきたわたしにとって、これ以上ない
 賛辞の言葉だった。
 この時言われたこの言葉を、きっと一生忘れないと思った。
 とっても苦しいし、やってる自分もぎりぎりだな、と思うことはしょっちゅう
 だけど、続けているといいことあるな、と思った。
 この世の希望のような言葉だった。

 “誰かに言われたの?自分で考えたの?”と何度も聞かれたけれど、この
 仕事をやっている限り、ちゃんと自分の頭で考えて、自分の言葉にできる人に
 なろう、と思った。


 わたしがO先生に挨拶しているところに、わが師H先生が偶然立ち会ってしまい、
 ふたりでぺこぺこしている姿は、まるで母娘のようだった。


 久しぶりにI先生にも会った。
 なんと奥様連れ。
 ぴかぴかしていて、上品で、かわいらしい、さすがI先生の妻という感じの、
 まったくI先生とズレのない人だった。

 笹の葉に紛れたバッタをひょいと掴むその姿に、もはや神の影すら感じる。


 やっぱり、わたしはまだまだ修行が足りない。
 見えないものが多すぎる。


 温かい空間の中で、とっても心地よく褒めてもらえて、なんだかテンションが
 上がってしまって、『明日からまた頑張ろう!』と猛烈な決意を漲らせて
 帰ってきた。


 わたしはわたしにしかできないやり方で、ぐいぐいとこの道を追求していきたい。


 <イチモンイットウ>
 トイ:過去のバイト歴(その�ぁ法�
 コタエ:塾講師(ずいぶん長いことやっていて、いまだにつながってる)。


 ♪BGM/Craig David AL.『SLICKER THAN YOUR AVERAGE』


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