4254.0516の日記

2007年07月01日(日) hospitality。


 待ち合わせが遅かった割には、寝坊。


 今日は、毎年恒例、さくらんぼ狩り。


 天気もまずまずだし、それほど熱くないし、外出日和。
 昨日と同じように、Tシャツ+短パンで出かける。
 “+LOVE”T、着用。

 同行したTちゃんと会うのは3ヶ月ぶり。
 ちょうどTちゃんのbirthdayの日に会って以来。

 去年は4人でさくらんぼ狩りに行ったのだけれど、今年は結局ふたりに戻った。
 Tちゃんのroommate、かつわたしたちの友人であるFちゃんを誘われたらどうしよう
 …と思ったけれど、大丈夫だった。
 わたしも、誰かを誘ったら、Fちゃんも誘わざるをえないかなー、と思ったので、
 誰も誘わなかった。
 とにかく、Fちゃんが苦手…。

 Fちゃんと同居し始めてから、Tちゃんとも話す機会を失っていたのだけれど、
 どうやら杞憂だったようで、車で向かう道々色んなことを話せた。
 お互い仕事三昧の日常を送る身。
 立場は違うけれど、領域丸被りなので、細かい話もよく伝わる。
 久しぶりのTちゃんは、よくしゃべっていた。


 『トイレはお早めに』という高速道路の表示。
 あんなに立てておく必要あるのだろうか…。


 3年連続で通い続けた農園は、いつものおじさんが迎えてくれる。
 何だか、親戚の家に来たようで、ほっとする。
 さくらんぼに対する愛情があるので、より美味しく感じる。
 安心して食べられる。

 今年もあのかわいいvisualにやられ、ふたりで相当食べた。
 もういいか…、と思っても、ぴかっとしたまるいものがぶら下がっているのを
 見ると、思わず手が伸びる。
 まるまるとしていてかわいい。

 結局、赤く色づいたものは食べつくし、育ちかけのものだけが残ったため、
 終了…。

 おじさんは、頑固だけれど普通に親切で、余裕がある。
 細かいことは「あー、いいよー。大丈夫だよー」と受け入れてくれる。
 そういう人としての余裕、とか。
 親切さ、とか。
 そういうもので癒される。
 ちょっとしたことできりきりとなることなく、普通にcommunicationできること。

 さびしいけれど、また来年も来よう。
 おじさん、おばさん、また来年まで元気でいてね、と思う。
 完全に親戚感覚。


 しょっぱいものを食べたくなって、今年はoptionに蕎麦が加わる。

 蕎麦屋を訪ねようとして、案内所兼お店に入った。
 「今、ここでは食事はできますか?」と聞いたら、その答えにまたびっくり。
 「せっかく信州来たんだから、お蕎麦とか食べて欲しいよね。ここちょっと
 先に行くとお蕎麦屋さんがあるから」と教えてくれる。
 商売根性ゼロ。
 せっかく客が来たのだから、適当なものを作って、出してしまえば儲かるのに。
 ちゃんといいところを見て帰ってもらいたいという、hospitalityに感動する。


 そして、食べまくりの旅は、いつも行っているcafeへ。
 いつも南米の楽器を弾かせてくれたり、guitarを披露してくれるお店。

 今日は、地元のお客さんが来ていて、地元開発について話し合っていた。
 マスターは、会合や説明会にも出ているようで。
 そこでもまた感動。
 マスター:「観光地で、地元に関係ないお客さんからお金をぶん取ろうと
 するんじゃなくて、こちらがもてなすって気持ちが大切だと思うんだよね」

 さすが…。

 この街の居心地の良さは、全てこういうところに集約されていると思う。
 目先の小銭に執心するんじゃなくて、楽しんで帰ってもらいたいという思い。

 マスター大忙しで、毎年来てるんですよって、伝えられなかった。
 去年は、それを伝えたら、すごく嬉しそうにしてくれた。


 Tちゃんと、本当に久しぶりに語り尽くし、話し尽くして帰る。
 感じていた溝も、埋まった。

 だけど、疲労のせいもあり、食べ過ぎのせいもあり、途中の道で酔ったらしく、
 口数は少なくなっていた。
 それはそれでいい。
 わたしは、小さく唄を歌っていた。


 こちらに戻ってきたら、地元は雨だった。
 そして、つやつやのさくらんぼたちが残った。
 幸せ☆


 ♪BGM/J-WAVE


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