「リリィシュシュのすべて」を見た。
一昨年、映画館で見たときよりも
今回の方がもっと冷静に見れたような気がする。

時代が変われば
考え方も
抱く悩みさえも
何もかもが変わるんだろう。

ここで描かれている中学生なんて
あたしが中学生だったころにはいない。

それは単にあたしの中学生時代が
たまたまよかっただけなのかもしれないけど。。。





あたしが中学生だった頃、

部活もやめて
たいしたことなんてしてなくて
目先の高校受験のことでさえ、
あまり実感も湧かないまま
適当に
無難に
過ごしてた気がする。






中学１年のときは
何に対しても積極的に行動することができてた。


いつの間にかそれができなくなってしまったのはなぜだろう。










あのときは
無我夢中だった。

何に対しても。



一生懸命だった。










もちろん、
恋愛もしてたわけで

とってもとっても好きな人がいて
その人と一緒にいられるだけでも
話をするだけでも
それだけでよかった。







学校の文化祭で
舞台をやることになった。

本番中に
生まれて初めての
告白未遂をしてしまったのもこの頃。




彼を好きすぎて
思わず出てしまった言葉。







出てしまった後の
彼の驚きの反応と
自分の驚きとが混ざって

とっさに

「ウソだよ」

って一言。












ウソなんかじゃなかったのに。
























彼は宮沢賢治。














去年の今ごろ
バイト先にきてた。


女の子を連れて。








あたしは彼が好きだったんだよね？





















雨ニモ負ケズ
風邪ニモ負ケズ