Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年09月20日(火) 清澄課程

1年程まえ、私の礼儀知らず、我が儘で、疎遠になっていた友人からメールが届く。

今になって考えてみれば、私は去年、自分のことで一杯いっぱいで、其の人の心など、思いやる余裕さえなかった。恥ずかしい。
其の人の優しさ、思いやりに気付くことなく、自分の荒々しい感情のみ暴発させて背中を向けた。
1年という時間を隔て、其の人の本当の優しさや心の広さを思う。

いつになったら大人になれるのか。

恥を忍んで、去年の無礼を謝った。
許してくれなどとは言うものか。
ただ、謝辞を述べるだけでも。しかし、其のことさえも自己満足。

忙しい時、辛い時、寂しい時こそ、自分の心に僅かな余裕を保つべき。
非常事態など、そう長く続くことではないのだ。
どんなに辛い時でも、時間が過ぎる。必ず。
そして、其の先に自分はまだ存在している。
自ら視界を狭めることはないだろう。

ひとに甘える人間ではなく、
ひとに甘えてもらえる、そんな器の人間になれたら。



其の人からの短いメールは、私の心のほつれをスルッとといてくれたかのような。
ありがとう。


MONIE |MAILHomePage

My追加