Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年01月25日(水) 大人気分

待ち続けていたアルバムのリリース。
期待を裏切らない。故に更なる信頼を寄せる。更に親愛を深める。

創造の神様というものは、常に特別な人のみ思し召すのだろう。
進歩を遂げる者は、何処までも其の歩みを緩めることはないのだと。

ふと立ち止まり、果たして己は如何なものなのか。自分の創るものは何が宿っているのだろう。単なる凡才にて悪足掻きにしか留まらず。
其れを憧れるだけでも烏滸がましい。

何時になれば『大人』になれるのだらう

貰えるだけの影響を身に余すのみ。
かうして、ひとつ、何かが変わる。
外身は刻々と時を経てゆくのに、中身は未発達の侭。
老い耄れたくないが、成長は遂げたいのだ。大人に憧れるのだ。

***

美しいと思うもの。
最近になって気付いた。
日本の文化、歴史、そして言葉。
昔から気付いていた、苦手なものは日本語。
身体の中の何処かで、日本語が美しく近寄り難いものに感じていたのだろうか。構え過ぎなのか。
口にする言葉も、文字にする言葉も、ひとつひとつ綺麗に綴れるようになればと思う。
想いは言葉になる。イメージは言葉にならないと説明がつかない。
表現する媒体は最初に言葉だ。
舞踊には言葉が存在しないと言われる。併し、聞こえないだけで、感じる言葉が在るからこそムーブメントが成り立つ。言葉が全く存在しない舞踊など、矛盾でしかない。
腹筋以上に言葉を鍛えねばならぬまい。
然う言う意味においても、東京事変のライナーノーツは最高のテキスト。有難い。珠玉の言の葉。


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