黒武日記
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 プリンセスチュチュ・・・
2002年09月05日(木)

 なんか、ケーブルテレビのアニメチャンネルでひじょうに受ける宣伝がやっていた・・・なんか「プリンセスvチュチュ」という変身物らしいんですがね。
宣伝文句が「醜いアヒルのコは女の子になっても醜いアヒルのコのまま。でも、プリンセスチュチュになれば王子様を助けてあげることだってできる。翼を無くして飛べなくなっしまった王子様を・・・。ねえ、あたしと一緒に踊りましょ?」
といってんですよ・・・。なんかもう、突込みどころ満載でどうしようかと思うほどなんですが、どうやらホントにアヒルが何らかの形で女の子になってしまい学園生活を送る事になるらしいインですよ。で、さらに、プリンセスチュチュというマジでチュチュというか、白鳥の衣装になってヘンシーンするという・・・。
変身したところでどのような効用があるのかはなぞなんですが、バックがお花畑とシャにつつまれてキラキラした世界にいました。
 で、突っ込まずに居れないのは例の、「翼を無くした王子様」でして・・・。
なんつーか、シャツ一枚で眠いんだかなんだか知んないけど呆けたような王子様でさあ・・・。プリンセスvチュチュとお花畑でシャツ一枚で手をとられていました・・・。しかし、別のシーンと思われるカットでもシャツ一枚・・・露出狂になんのか?翼を無くすと・・・。
 なんとなく、ウテナっぽい内容の雰囲気魔無きにしも非ずなんですが、絵的には「天使になるもん」とか言うアニメを彷彿とさせるロリ系といいますか、ショタ系とでも言いますかな絵柄・・・。でも、結構面白そうとか思っちゃったんだよねえ、実は。


 変な海外ドラマシリーズ(怒涛の阿鼻叫喚編)

 変な海外ドラマって良くありますがね・・・。「Xファイル」をつくったクリス・カーターだっけ??その人が作ったらしいドラマを最近見ました。
毎週やってるらしいんですがね。始めてみたのよ。
 FBIものでねー。主人公はオジサン(白人痩せ型、服装はラフ)相棒は女の人(若めで美人黒人、パンツスーツ)です。主人公はかつて、なんか、会社というか研究機関というか妖しげなビジネスをしてるところにいたらしいんですが、其れを出て、いまかつて所属したその組織を追い詰めようとしているらしい・・・。
 まあ、ともかく見た回が突込みどころ満載でしたので、書く事にしたのですよ。
アメリカの日本人街でアパートの一室に踏み込まれ逃げる日本人が一人・・・って所からなんですが。逃げられなかった方の人が脅されているシーンが初めの画面だったんですが、画面の下に英語のテロップが出ててさ・・・吹き替えだからさ、
この人は英語圏の人じゃないんだな・・・と漠然と思ってたんですが・・・良く聞くと「日本語じゃん!」あんまり切羽詰ったシーンであると同時に「訛りが余りに激しくて」わかんなかったよ!初め!
 逃げ惑う日本人が逃げてる場所も謎でさあ・・・道端で刀の素振りをしてる集団がいたり(太極拳してるみたいに!)。刀を持ってる様は上手いんだか下手なんだかよくわかんないし、「鞘とか余った刀が平気で地面に置かれているのも、マジかよ!」って感じでサー。
 逃げてた日本人は命からがらで「お寺らしき、なんやらお経を唱えてるところ」に逃げ込むのですよ。その寺には「悪戯」ってかいてあって意味わかんないし!
お坊さん達はっきりいって日本の流れじゃないし!「だって、黄色と赤なんんだよ!着てる着物が!ダライ・ラマ?!!」
 ともかく、中途半端なお寺にかくまって貰う事にその日本人はなります。
 一方主人公は自分のデスクに娘が遊びに着ておりパソコンでゲームをしようってことになるんですね。そのタイトルが「サムライvプリンセス」どう何だその題名は・・・・。ともかく、そのゲームがすりかえられていたのかウイルスが流れ始め
そのうちに主人公あてのメッセージが流れ出します。「我々は、自ら創り出した黙示録に向かっている」
 そのころ、相方の女性刑事さんは日本国籍の漁船をガサ入れします。
漁船という名目で偽ブランドの販売をしてたというわけらしい。っこみますと・・
「チャチッ!偽ブランドって言うか誰も騙されないし!買わないし!」というほどのちゃちなシャネルの偽者バッグが押収されていきます。日本人が作った偽者とは思えません。はっきり言って・・・。
 この船で「ひじから下を切断された、10歳前後の子供の腕が冷やされて保存された形で発見されます。船員達はなにもしらなかったらしい・・・。
船員も日本人らしい「うるせー!とか黙れ!」などの日本語は上手かった。
この船の名前が「悪戯」
 
 所変わってFBIです。捜査陣で新たな事件に発展した船のけんのことを相談します。(対策会議ってやつ)主人公は例の船の船体に書かれている名前「悪戯」を見て如何いう意味だ?と聞きます。すると、他の捜査員が「破滅、黙示録という意味です」と答えるんです・・・。「へ?」ソンナ意味あんの??
ねえ、それほんと???
私の知らない事なんて山ほどあるでしょうが、「悪戯」と書いてそういう意味があるとは知りませんでしたよ・・・っていうか!日本人なら先ず「いたずらって意味です」と答えるでしょう。間違いなく!
まあ、ともかく、主人公は「サムライプリンセス」から現れたメッセージを思い出します「我々は自らが創り出した黙示録に向かっている」

 主人公にメッセージが届きます。どうやら主人公が追い求めている組織の内部告発者らしい・・・。
いってみると、上に説明した変な寺。
「ろうそく紅いし!!」「仏像もどう見てもなんか変だし!!」「廊下にろうそくがアジアンテイスト気取ったインテリア風にところどころ床に置かれてるし!!」
「その座布団なんだよ!クッションかよ!チョー膨らんでるう!!!?」
死にそうです・・・。

 主人公を待っていたのは、冒頭でこの寺に逃げ込んだ日本人。彼は科学者で主人公がかつていた組織で研究をしていたらしい。自分のしている研究が(はっきりと彼は言わないけど)人体を創り出す。培養して、人体の一部を創り出したるして売る・・・臓器密売??若しくはさらに恐ろしいい事につながっていると知り逃げてきたというのです。この科学者は病に伏していました。腕がただれ腫れているのです。学者は主人公なら治せるのでは・・・と頼ってきたらしいのですが、主人公は自分はそんな能力は無いと言います。「あなたはそういう人(治せる)だと聞いていたのですが・・・」と学者は落胆します。
主人公は寺の坊主に、学者が駆け込んできたときに持っていた「漆のおわん」
をたくします。
骨董屋に行って調べて貰うと(此処の店主は日本人らしい)江戸期のものの用法ではあるが制作されたのは最近のもの。「日本人は偽物は好みません」
アメリカ人は骨董を見た目の雰囲気で認識しているのでしょうか・・・。
デザインと貸しか興味ないんでしょうかね??
だって日本人は偽者を好みませんの逆説はアメリカ人は偽物でも買うけどさー・・・になりません??
ともかく、そのおわんをもっとを調べて貰おうと骨董やに主人公はおわんを預けていきます。
 ソノ夜。骨董店に変な白人が・・・どうやら冒頭で科学者さんのアパートに押し入った男です。組織の回し者です!
「すげえ、訛った日本語で「ここにぃー昼間ーきぃーたー男?がいただろー。そいつがー置いていったーもーのーを出してくださーい」もお、脅してんだかなんなんだか!!
結構無表情の冷たい目をしていて、インテリな部分も持つ殺し屋と言う雰囲気なんですが!もお、主人公英語で骨董やにモノ頼んでいたところを見ると骨董屋の主人は英語ぺっらぺーらなんだから、ムリしないで英語で頼めばいいのに!第一声は「すみまっせーんー(語尾上がり気味で)」
もお、画面はシリアスだし、しらばっくれた店主はナイフで手刺されちゃうし!
なのに、店主まで日本語が怪しいー!!!
このシーン・・・日本人が見る限りでは、日本語である意味が感じられない。
メリケン人が考えるエキゾチズムが恐ろしいー。
なんか、どう見ても連れ込み宿ぐらいのレベルの旅館が「ホテル」ってなのってるみたいな違和感じゃよ。
店主はまんまと「朱塗りの漆のおわん」をとられてしまいます。

 船のガサ入れをしてことで、腕を発見し、この事件を調べて入く女性捜査官。
指紋を調べていくが、当てはまるものが一つもない。
一部照合するものがあった・・・。
調べてみると、
半年前に行方不明になっている科学者・・・・。(お寺にかくまわれている例のひとです!)
彼女は、彼がかつて表向き合法とされている医薬品研究所に所属していた科学者であった、と言うことをつきとめます。
そして、単身その研究所の支部オフィスに忍び込み、そこで臍のを発見。船で発見した腕と同じ処置の仕方がなされていた。
彼女は単身。その研究所の本部?製造所?忍び込みます。
そこで、いろいろ、やばそうなものが運び込まれるのを見て、差し押さえようとしたのです。忍び込む前に、上司に連絡をし、捜査令状申請と応援を頼みます。上司は勿論止めますが聞きゃしません。
忍び込んだものの発見され、やばいか?・というところで、上司があらわれます。
此処の研究所はもんだいないよー。大変な事してくれたな!とあきれ気味。
物が運び込まれたと思った部屋は物抜けの殻。彼女は努力虚しく徒労に終ったようです。

 一方、変な寺(失礼だよなあ)の科学者は死期がちかずいていました。
大変苦しそうで、体中ただれ所々引き連れ腫瘍が出来ています。
「私はコンナ恐ろしい事になるなんて思わなかったんだ・・・」
といいます。このひと、日系人らしくアメリケーンだからか、死にそうにもかかわらず日本語を一言も発しません。うわ言ですら・・・・。
死ぬのが怖いと恐れる男に、坊さんはいろいろ説きます。
しかーし!此処がおかしいのだよ。
仏教ってさ・・・とくに日本の仏教って、死期がちかずいたりした人間を諭す時書物を見ながら読み聞かすという手法はとらないように思うんですが。(私の思い違いなら、問題ないんですが―)なんか読んでんだよ・・・。
しかも、この書物が兎に角このドラマ中最もツッこまざる終えない代物でして・・・。
 表紙は「悪戯」とかかれています。ものすごく変な漢字で。
墨で書いた風にしたいんでしょうが・・・すげえ下手です。マジックです。
書道風にいうならば表情の無い線です。
和紙とも何とも取れない紙質で「わら半紙」が一番近いのでは・・・。
和とじでもなく、巻物でもなく、紙が板と板の間にはさんであって、紐で封印されているんですよー・・・・。もう、何処がおかしいのかもわかんない。あってるような気もするやらなんやら。
もう、中の字を見て仰天しましたよ・・・。
平仮名混じってる・・・・!!
っていうか、現代日本語??
やたら古そうなものと装っておきながら、表紙が下手なら中身はもっと下手!
普通、書いてあっても書き下しのレ点付き位かと思ったら、白文でもないし、サンスクリッドでも、梵語でもないしー!百歩譲っても変体仮名じゃないですか??
なんにゃら、聖書の一説を読むがごとく読み聞かせてるんですよ。死にかけてる人にさ・・・。悟らなければいけないやらなんやら。
「偽坊主めー!!!!」
指差しながら叫びそうですよ!
これマジで、放映されてたんだろうか・・・とか考えちゃうよ。

 まあ、科学者さんは死にました。そこへ、殺し屋(例の変な日本語の・・・)がやってきます。その侵入してくるシーンも変でさー。ある意味カッコいいのかなー・・・?やたら薄暗いアジアンテイストの廊下に何故か所々寺の坊主たちが座禅を組んでるんですよ・・・もう、いい加減にしてくれ・・・これ日本じゃないし・・って叫びたい!そのろうかを、無言で坊主どもをよけながら誰にもとがめられずに堂々と侵入する殺し屋。そこをたまたま、廊下に出ようとした坊主がいてかち合っちゃったら、どついて眠らすんですよー。
そして、主人公(ずっといたんだよ)と科学者と寺の読み聞かせ坊さんがいる部屋にたどり着く。
静かに入ってきて、科学者を殺そうとすんだけど。もう死んでるのを確認したら、ヤルことなくなっちゃったみたいでさー。深深と外人のするどこかおかしいお辞儀をして去っていくのです・・・。
このシーン。演出の雰囲気から言って大真面目でストイックなシーンなんでしょうが、絶対変ですよ・・・。

 最後のシーンは火葬のシーンでさー。其れもまた変なんだよ。
遺体は布でぐるぐる巻きにされて、座らされているんだよ。それで、周りは小屋の壁みたいに板が囲っていて紅い布とかが絡まってンの・・・。
で、火がつてんだよ。
どこの宗教だよ。
で、キャンプファイヤ―みたいに皆で輪になって、お経を唱えてんの。
主人公と相棒がいてさ・・・。謎にまた一人死者が出た・・・みたいな顔してんだ・・・。なのに、この二人まで変な行動をとるんだよ。
お焼香ってあるじゃん。あれのつもりなのかね。
抹香を掴んだかと思うと。火葬の火に向けて「ぶん投げた!」
ああああああああ!
織田信長じゃないんだから!「喝!」とかいいながら、遺影にぶん投げるんなら
乱暴だけど、意思表示が感じられるけど。
すげえ、しんみりした顔しながら抹香投げられた日には「違うわよー!!」
と叫びながらやり直しを要求したくなっちゃうよ・・・。


あー。このどらま、此処で終っちゃったんだけどさ。
ワザトならいいよ??でもさ、真面目に作ってたんなら日本人としてどれだけ日本文化が海外には知られていないのかを痛感して考えさせられちゃうなー。
いや、べつに、小市民の皆さんは日本という国のことを良く知らなくてもゼーン然しかたがないとおもうんだよ。誤解されるのは悲しいけど。
でもさ、人気シリーズを作るようなTVスタッフ達までがあんなに大間違いだらけの事をするのが恐ろしい。TVなんていい加減だと思うけど。
少しぐらい調べて欲しいよ。
日本はアジアであり、東洋諸国の一つだけど、他の国がそうであるように日本も自国の文化を独自で培ってきたんだよ。
もう、ゴチャマゼでさー。いろんな国に失礼だよ。
あのさー。日本風と中国風の見分けがつかないのは全然許せると思うんですが。
今回のドラマぐらいのレベルのになると、ヤバイやバイと思いますね。

「インディペンデンス・デイ」と言う映画で、非常事態といえども「出口」とかかれたところから対策本部に入ってきてるッポイ日本軍はおかしい。「入り口」だろ・・・それ。

 「チャーリーズ・エンジェル」映画・・・。これも変でさ。三人の主人公がパーティーに潜入する話・・・・モダニズムジャパンだか、ジャパネスクだか知らんが、そんなテーマらしく。パーティー会場は日本家屋があるやら、コンパニオンは変な和服だわ箸が頭に刺さってるやら(簪じゃねえよ!)なんだけど、
三人の主人公のほかに、一人男がいてそいつがどッかのお偉いさんのフリしてんのさ。で、主催者にフグのすしをすすめられるんだよ。日本人なら、こういうとこで出るフグはちゃんとプロが裁いて処理してるから、毒の心配はしないですむ。と思うじゃん。なのに、「フグ?!」とかいって、毒扱いだよ。
で、小型無線で主人公の一人が賢しら気に死亡率を耳打ちして、確率が低いからってその男はフグを食べて絶賛受けてんの・・・・。
フグは毒じゃない!!

 「JM」だったかな?mj?キアヌ・リーブスがでてるやつで、たけしが出てるよ・・・(ほんと、こいつ私にとって鬼門だよ)また、ヤクザの役でさー。
未来の話なんだよ。なかなか、派手さも、スケールもでかくないんだけどそのワリに面白い。御伽噺とかいいたくなるSF。たけしは日本人マフィアでね。
娘(小さい娘)のフォログラフィとかみてしずんじゃったりする、哀愁ヤクザなんですね。
それはともかく、日本!という雰囲気を出したいからか・・・。
秘書とかの服がミニ着物・・・ミニスカートたけなんだよ。
また、水玉でさ・・・。生地も浴衣みたいなんだよ・・・「やすっぽー!」
安っぽいんだよ。しかも、秘書、日本人じゃないし・・・。
ま、未来モノだからいいか??

あー。ながかった。疲れた此処まで書いたらさ。
なので、此れでお終い。
じゃ!





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