2006年04月11日(火) |
初日からハプニングです^^; |
昨日入学式を終え、今日からいよいよ自分の足で小学校に通うみのりです。
小学生と言えば、朝、元気よく
「行って来ま〜〜〜す!!」
と玄関を出て行き、午後、これまた元気よく
「ただいま〜〜〜!!!」
と帰ってくるもんだと思っていましたが、このご時勢、子供一人で歩くのは危ないということで、家から通学班の集合場所まで親が付いていかないといけないのですね。
うちの場合はまた特殊で、近所に子供が少ないのですんごく遠くの集合場所まで行かないといけないのもあるのですが。
帰りは帰りで、学童にお迎えに行くから、
「ただいま〜!」
と言う声を家の中で聞くことはできないのね。
午後から雨が降りそうなので、重たいランドセルに加えていきなり初日から傘に机用の引き出しと、両手に荷物を抱えての登校となったみのりさん。
学童に行くから、お弁当と水筒の分だけ他の子より重たいし、歩いていくの大変だったかなぁ。
保育園なら暖房もきくけど、この冬みたいな気温で、ましてや寒がりのみのりなのに、綿のタートルにベロアのパーカーだけでは寒かったかなぁ?
こえりが寝たのを見届けて工場で仕事をしていた私は、手は動かしながらも頭では小さな心配をアレコレしていました。
時計を見ると・・・11時45分。
11時半に一斉下校だって書いてあったから、今頃みのりは学童でみんなと一緒にお弁当を食べている頃かな?
保育園に入りたての頃も何かと心配が尽きなかったけれど、最初は午前中だけだから、きっとあっという間に時間が過ぎてしまうものよね。
そんなことを考えつつ、黙々と仕事をしていると・・・
「こんにちは〜。」
女の人の声が聞こえたように思い、振り返り工場の入り口に目をやる。
扉は閉まったまま。
あれ?
きき間違い?
ラジオの声だった?
また作業に戻る。
すると今度はすぐ近くで
「おかあさーーーん、ただいまーーー!」
と、みのりの声がっ!
「う、うわあああっっ!!」
ジェットコースターよりお化け屋敷より、真剣に恐怖かつ驚きの声をあげてしまった私。
きっと、昔の漫画みたいにぴゅーっと10センチくらい飛び跳ねていたに違いない。
「みのり〜〜〜、どうしたの〜〜〜?学童は?みのり、今日は学童に行くはずだったんだけど・・・?」
ちょっと心細そうにしているみのりに向かって、どうして学童に行かずに帰ってくることになってしまったのか、強く問いただせませんでした。
学童の子が、一斉下校の時に間違って違うところに行ってしまうことがあるという話は聞いていたけれど、まさか自分の子がそうなってしまうとは。
でも、そうならないように名札には通学班別のシールの隣にキチンと学童に行っていることを示すピンクのシールも貼ってあったのに。
私が連絡帳に今日は学童に行く旨書かなかったのが悪いのだろうか?
それにしても、家の隣で働いているうちだったから良かったものの、これで普通のお勤めのお家の子だったら、鍵のかかった玄関で途方にくれて、一体全体どうなってしまうんだろうか?
「おかあさーん、お腹すいたー。」
と言うので、とりあえず家に戻って(学童で食べるはずだった)お弁当を食べさせました。
やっぱり、学童に電話を一本入れるべきだよね・・・?
よっぽどお腹がすいたのか、いつになくハイスピードでお弁当を食べるみのりを横目に考えていると、
「ピンポーーーン」
チャイムが鳴りました。
出てみると、あらビックリ!
そこに立っていたのはみのりの担任の先生でした。
今日は通学班の確認をして一斉下校だったため、学童の子も一緒に班に並んだらしいのです。
そして、みのりはそのまま班の子と一緒に歩いて帰ってきてしまったらしく・・・^^;
班の子だって、この子は学童だとかそこまで知らないだろうし、みのりだって自分から
「学童だから帰らない。」
なんて言えないだろうしね。
きっと、歩いて帰りながら、
「???」
だったんだろうな〜。
確認してみたら、連絡帳には書かなくても良かったそうです。(ホッ)
「お母様は全然悪くないです〜。全てこちらの責任です。すみませんでした。」
と。
「これから学童に連れて行きましょうか?」
と聞かれたけれど、とりあえず仕事の区切りは付いていたし、そのまま家にいることにしました。
なんだかねぇ^^;
さすが我が子・・・?しょっぱなからいきなりネタ作りに余念のないみのりさんです。
そして図らずも、念願の
「ただいま〜〜〜!!」
を経験できてしまった私です(笑)
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