また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2004年05月07日(金) 台風一過

盲腸の手術後、どうしても気分がぱっとしなかった俺は、
ぎりぎりまで大学の論文に着手しなかった。
今年の課題は全部で4つ。

広東語についての論文を仕上げたあとは、また疲れてしまい、
どうしても残りの論文に手を付けられない。

やっと始めた時にはもう提出期限が切れようかという時だった。
広東語の論文を除き、ほかの論文の提出期限は5月1日。
しかし、今年の5月1日は土曜日で学部の事務所がお休み。
5月3日は「バンクホリデー(イギリスの休日)」で、またお休み。

学校の規定によると、論文は一日遅れるごとに
2パーセントずつ点数が削られるというシステムらしい。
しかも削られるのは「opening days営業日」のみ。
という事で4日に提出(実際は3日遅れ)しても一日分の2パーセントしか引かれない。
気を良くして、始めました!!

「伍子胥(ごししょ)」
「孔孟儒家における『道』の本来の意味」
「近代化に対する葛藤・台湾郷土文学、黄春明の世界」

結局、4日間で3つの論文を仕上げ、5月5日、めでたくすべての論文を提出。


しっかり自信をつけたけれども、くたくたになる。
しかし休むまもなく広東語の口頭試験がある。
いや、これもよく頑張った(笑

試験が終わると、友達と連れ立って昔住んでいたチュジックChiswik
のテムズ川のほとりのパブに。
久しぶりにリラックス。疲れてたせいもあって気分がハイ。
翌朝、気がつくと、台風一過のようにすっきり、
日本からきていた友達も帰ってしまい、ちょっとしょんぼりな朝になった。


倉田三平 |MAILHomePage

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