DiaryINDEX｜past｜will
| 2003年05月23日(金) | 海辺のボロ屋 |
海辺のボロいアパートのようなところに済んでいる。
アパートのような、普通の家のような、不思議な感じだ。
うちの実家の人間が来ていて、祖母も来ている。
昔話をしていて、ここは昔遊びに来たことがある場所だとかいって、
昔のことを思い出しているのだが、そういえば、昔家族で旅行した時
そこがあったが、その時はシャレタ家だったなあと思い出している。
言われてみれば面影があるのだが、ベランダがあったはずだが、
全然なかったりと、不自然な点もあると思いながら窓から乗り出していると
右手にあったはずの丘のところにビルが立っていて、見えなくなっていて
そのビルから、絨毯がごろんと転がって、庭一面にしきつめられてしまっている。
ビルの窓からいらなくなった家具やらなんやら粗大ゴミが溢れかえっている。
左手の方にあったビルが取り壊されていて、なんだか全てのものが
変わっていくのだなあと思うとそこはかとなく悲しい気持ちになっている。
