2002年06月25日(火) |
「アイ・アム・サム」とJさんDVD |
観てきましたー。いやあ、泣きました。いい映画でした! 知的障害があって7歳児並みの知能しかないサムに、娘ルーシーが生まれる。同じ様に障害を持った仲間の協力を得てルーシーを育てるサムだが、彼女が7歳になると父の知能を追い越すことを怖れ勉強をしなくなる。それをきっかけにサムの育児能力が問題となり、親権を争ってサムは弁護士を頼もうとする。 ・・・というようなストーリーですが、もう、だらだら泣きました(笑) サム役のショーン・ペンはダスティン・ホフマンばりの名演技だし、娘ルーシー役のダコタ・ファニングは聡明な眼をして実にキュートで、父親を大好きなのがすっごい伝わってくるし、辣腕弁護士だけどいきなりキレる(笑)リタもいいキャラだし、サムの愉快な仲間達がこれまたいい味出してて(笑) いやあよかったよかった。 音楽もビートルズのカヴァー曲が全編に使われていて、美しかったです。何しろルーシーの名前も「Lucy In The Sky With Diamonds」から取ったという(笑) サムがビートルズファンなのですね。 アメリカが特にそうなのかもしれませんが、「子供にとって何が必要か」を大人が考えるとき(要するに保護主義って奴ですな)まず、「子どもというもの」を一般化・抽象化して考えるのですね。その子供当人にとってどうか、ということを「子供というものはこれこれこういうものだから」で考える。特に法の世界は「子供には判断力がない」ことを前提にしてますからね。本作のターナー検事も別に悪気があってのことではないのだけれど、「性教育はどうするのか」とかそんなもん今心配しなくたっていいだろうよ、ってなことを挙げてサムの親権を否定する。早瀬は父親に性教育なんかされた覚えはないがな(笑) もしこの先、成長したルーシーがサムを疎んじるようになるとしても、それはあくまで先の話で、今彼女にはサムが一番大事な訳で、それは実の父親だからとか養父だとどうだとかいうことではなく、子供には「両想い」の存在が必要だっていうことなんだろうなと思いました。 どうでもいいけど日本のスタバではサムは雇われないだろうな・・・。 家に帰って弟に「もう泣けちゃったよー」という話をしたら、「お前泣くことあんの? 感情あったんだなあ」と言われました・・・。人間って・・・色んな見方がありますね(泣) そうそう、映画の帰りにマリアージュフレールでお茶を飲んだんですが、選んだアッサム系のが売り切れだったのでネーミングで決めた「ZODIAC」を注文してみたところ・・・後味がかつおぶしな紅茶でした(泣) インド茶と中国の燻製茶をブレンドしたものなので、燻したウッドチップの匂いがするダージリンて感じ・・・ああ、騙された・・・てか種類多すぎんだよ・・・。マリアージュフレールで美味しい紅茶を知ってる方、教えて下さい(泣) トワイニングではプリンスオブウェールズ、それ以外では大体セイロン・アッサム系のあっさりしたのが好きですね。
ほいでJさんのDVDもGETしました。こんなに詰まってたのかBLITZ・・・。Jさんが前に出て客に触られまくってるその後ろで、彼のベルトを必死で(それこそパンツ引き摺り下ろしそうな勢いで)掴んでるスタッフさんが気の毒でした(笑) Jさんは「俺が全部受け止めてやる!」と息巻いていたが、よく考えたら受け止めているのはスタッフの皆様だよな(笑) お疲れ様です。
|