早瀬の呟き日記

2004年09月04日(土) 残像カフェと「二流の独立国」

人に何かを奨められるとそれだけで面白さの何割かが失われる、という森博嗣タイプの人と、人に何かを奨められると期待しすぎて結果的に満足度が低くなるという早瀬タイプの人には意味がないが、残像カフェ、というインディーズバンドのアルバム「四月のことば」は大変よろしいと思う。何しろバンド名の詩心が秀逸だし、音も良い。昨日書いた観点で言うと●厚み3●インパクト4●新しさ3〜4(5点満点)というところ。邦楽の場合これに詞のセンスが加味されるのでそれは5で。ちなみに3は自費購入の足切りラインかな(笑)

さて、数年前にある評論家がテレビで「一流の従属国より二流の独立国だろうが!」と叫んでいたのを思い出した。改憲して日本も軍備せんと一人前の国家になれん、いくら先進国でもアメリカの属国ではいかん、という保守系によくある意見な訳だが、私はこれに賛同できない。国境問題で小競り合ったり核開発で目をつけられたり民族浄化とかいうおぞましい虐殺をしたりしているのはほとんど「二流の独立国」に位置付けられる国家ではないのか。20世紀が残した「独立国家」という概念は呪いのようなものではないか、と私は思う。独自の議会を持つことが「独立国家」の最低条件だとすれば(例:ハプスブルク家とハンガリー)日本は十分独立国である。場合によっては「独自の議会」さえなくても構わないだろうが、それは「日本人」という理由で差別されることがない世界でなければ無理だろう。
私は私が自由で安全であることを望む。そして、できれば世界のより多くの人がそうであることが望ましいと思う。その方向に向かうなら、国の面子など二の次三の次でいい。私は日本人だが「日本」は私ではないからだ。
そういえばケータイのGPS機能というのは、アメリカの軍事衛星を利用したシステムなんだそうだ。北朝鮮の核開発研究所だか原子炉だかを撮影したやつですね。
これを知って一瞬でも嫌な気分になった人は旧世代。別に何も感じない人は新世代かも。


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琳 [MAIL]