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2009年07月10日(金) MAJOR<ゴロトシ>…その64/MLB見てます・気になるナックルボーラーTim Wakefield

MLBが見てて久々に面白いなと思える。。
面白いのはやはりピッチャーだよなあ。

Tim Wakefieldという投手の先発試合をレッドソックスのHPでチェックし、それ楽しみにMLBを結構見ている。Wakefieldは今年43歳のナックルボーラーで、その投球が見てて物凄く面白い。
ウェイクフィールドの投球の組み立ては殆どがナックルボールで、試合を見ているとウェイクフィールドが投げる瞬間、カメラは主に指の握りに焦点をあてている。その度、あの奇妙な?ナックルの指使いが映るので、こっちは真剣に食い入るように見ている。。

何でもナックルというのは、投手の肩にあまり負担が掛からないらしい。それで、投手としても比較的長く活躍できるのだという。
ナックルというのは本人もどこにいくかわからないような、現代の魔球だそうで、ボール回転が殆どない。ストレートでキレのあるボール、回転して手元で伸びる球で勝負する吾郎のような投手とは全く違うわけ。。

直球勝負も面白いけど、私は昔から変化球投手やアンダースロー(サブマリン)が好きなので(きっと里中君辺りから)…そうそう、ロッテの渡辺俊介の投球フォームは最高に美しいよね。。

投手の球種とかコース読むのが面白い。
WBCの時の、松坂が一回いきなりHR打たれた試合だったと思うが、城島がスライダー要求してるんだけど、松坂中々ストライクが入らず、それでもなおもスライダーを要求する城島、何度も何度もスライダーを投げては入らぬ松坂…こっちも見ててイライラして「城島何でスライダー要求すんだよ!松坂、ストレート投げろ!」とか適当なことを言うんだけども、それ、投球の面白さが分かったような気がした。その後ちゃんと立て直してきたスロースターターの松坂、投球の組み立てってものが非常に面白かった。

そういや、あの野茂がメジャーで成功したのも、フォークあっての投球の組み立てがあったからだ。

吾郎の直球ですら、インコース低目とか外角高めだとか置きに行く球とか、色々駆け引きはあるし、あれも面白いなあ。寿君ならどうすんのかな〜とかね、二人で打者を三振に取るのが何ともいい(ああ、もうもうバッテリーってのは…!!)

それと、元ジャイアンツで今オリオールズにいる上原のブログがすごく面白いよ。。
日本人メジャーリーガーでローテに入ってるようなピッチャーがどんな様子でどんな思いで野球をやってるのか、アメリカでの日々が、読んでて伝わってくるような気がする。もう全然日本の野球界の話題とか分からないらしい、そりゃそうだよなあ、ギリギリのとこで真剣にやってたら、海の向こうでのことなんか、考えていられる余裕がない。
DL枠に入っていかに焦ってるかとか…これがMLBの世界、厳しいな、と。マンガはやはり甘く描かれてるよなあ。もっと生の日本人メジャーリーガーの話を参考にしたらどうなのか。。。(それとも参考にしててアレなのか)

そういや、先に書いたウェイクフィールドなんですが、今年43歳になるとかで、何となくギブソンを思い出さずにはいられないな。。吾郎がアメリカに渡ったのが18歳で、確か吾郎とは年令が20歳くらい離れてるとして…今40、41歳くらい?

(おとさんの打者転向が30歳、ギブソンが日本にやってきたのが確か27歳、吾郎はその年6歳で…すると吾郎とギブソンの年齢差は21、22歳くらい)

すると吾郎はたちの今ギブソンは…おおお、まさにウェイクフィールドと同じくらいじゃないの〜。。(そういやヒゲの感じとか似てるかも…まあ、ちょっとお腹出てるんだけどね、頭も短髪巻き毛ちょいヤバだけどさ)

…何が言いたいかというとだね。。
まあ、ギブソンはfastballの人なんだろうけど、まだまだ年重ねたピッチャーでも面白いよね、ギブソンのそういうとこを見てみたい。
(今も現役のランディ・ジョンソンとかスモルツとか、ブレーブスの黄金時代を知ってるだけに、それはある意味凄くさびしいのだが)

そういえば、BSで特集を見たが、サンフランシスコ・ジャイアンツにもちょっと気になる投手が…ティム・リンスカム。投げるのは殆ど速球(直球とは違うとかいう話で、ツーシームを投げるらしい)で、チェンジアップ投げるとか、それと全身を使って投げるとことか、吾郎と何となくタイプが似てるように思った。。(こっちは今25歳、右投げ左打ち)



野茂以来、あまり見ないようになってたMLB、何でまた見るようになったかな、と思うんだけど、やっぱり気になる選手が出てきたら、見るもんだなあ。。
うん、これからも、投手専門で見るわ。。


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