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2009年09月25日(金) |
女は女を嫌う?の法則 |
小泉元総理が何であんなに女性に人気があったのか。 身内曰く「独身で男前だから」 ええええ、変人奇人でも独身で男前ならいいのかあ〜 …ああ、女って。。
鳩山さんの奥さんを嫌う人を見て、ああ、これが同族なんたらって奴か、と、女は女を嫌うの法則発動を日々感じている。。要するに、女は女を嫌う動物だからね。。要人レベルの横にいる女は見てても面白くない(らしい)。いや、一人で頑張ってる女性はかっこいいけどね、カツマカズヨとか。第一線に出てる人で自分が主役の人は格好いいもんだけどね。
小泉さんに忍び寄る白い影(それガッチャマン)がいたか否か、それは知らないが、小泉さんや麻生さんは確かにどこに行くにも女性の姿がなかったように思う…それがよかったのかどうかは知らないが、女性人気はそこにも一因があったと思う(身内の談)。
…いきなり何の話ですか…いや、腐れた女子(私含む)の発想と似てないかソレ。。という話をしたいのですね。。この発想は、男は男とくっついたほうがいいってのと同じじゃないか?と思った。
まあ、腐った女子(私含む)ってのはもっと色々心情的に絡み合ってて複雑なんだけども、女性忌避というか同族嫌悪というのは確かにある。女で描いたらいいのにわざわざ男で描いたりするのはこの辺も一因になってる、と思う。少なくとも自分はそう言われたら完全否定できない、それがいいとか悪いとかの話じゃないよ。
まあそんで、今回の本題みたいな所にいきたいんですが、前回だったか書いたけど、やおいだかBL描きのルール?あれについて、どうなのかなーそれは、と私は最近急に疑い始めた。。 以下、BL?と思しき少女漫画を読んでいた最中に自分の中で起こった感情みたいなものがどうであったのか、振り返って検証してみる(何をエラソに)。。
昔、いや大昔だったか、多分BL雑誌なんてのはまだなかったはずの頃、とある少女雑誌で三角関係(男2人女1人)の作品を読んだ。アダルト作品というか、少女誌にしては大人向けな作品で、なんとま、3Pなんてシーンも出てくる、いや、そんな激しいものじゃなかったが、まあ裸でベッドで3人いて…みたいなとこまであった(雑誌の名前は忘れたが、確か小○館と記憶する)。 主人公は女性で、男Aと恋人同士だが、どういう経緯だったか忘れたが男B(美少年系)がこの二人に接近してくる…いろいろあって3Pにまでいくわけ。。女は二人に愛されてまあご満悦…なのか、確かそんな感じ。ところがある日、男Aが事故で死んでしまう、悲しみにくれる主人公、思わず男Bにすがりつく…が! 男Bは「おまえなんか愛しちゃいない、自分は男Aを愛してた、おまえなんかに用はない」みたいなことを恐ろしい形相でのたまう…!ええええええーー??!!!(主人公も読者も) 確かそれで終わり?だった。男Bは男Aに接近してきたわけであって、女キャラなどどうでもよかったのだ。。それに気付く女性の哀れさ。。その時は作者が一体何が言いたいのかよくわからなかったが。。(だって少女雑誌だよ?)
多分、主人公の女性キャラにではなく、男キャラ(ここでは男B、どこか謎めいている)に魅力があったから、この展開には手を打って喜んだ。 作者は女性キャラも綺麗で華やかで絵もすごく上手い漫画家さんで、数年後に海外のゲイ小説の翻訳本の表紙カバーイラストで偶然見た時にはびっくりした(裸の男のケツの谷間に、これまた裸の男が顔埋めてるというもの…ひいい〜色っぺえええ)。 まあそれでその時気付いたものである、ああ、この作家は要するに男同士の恋愛話を描く人だったんだなと。。
あと、向田邦子先生の短編「三角波」だっけな、あれも女性が主人公で(男2人に主人公女)なんだけどね。。あれも最後が衝撃的だった。。 始めは女主人公に共感とまではいかないが、まあ淡々と読んでいた、そしたらば。。 主要登場人物は新婚家庭の男女(新妻のほうが主人公)、旦那の後輩だか部下だかの男。この部下だか後輩の男が新婚夫婦の(夜の)生活を邪魔するのであるが、この女主人公もやっぱり男に対し先の漫画と同じような勘違いをする。ところが男の本心に気付いて、これはもう離婚か…てな内容(物凄く大雑把ですが)。
上に揚げた作品の共通点として、どちらも女主人公で当然女性視点であるということ、男Aと男Bは両思いになるには至らない(というか男Aはノンケ)ということ(結局男Aの気持ちはどうなのかわからない。まあその辺り不完全燃焼というか読者に想像の余地を与えるというか…要するに巧い)。
そこで、今更ながら、自問自答してみる。 私はこれを読んで、気分が悪くなりましたか? 否…否!!(ムダに強調)
自分はどうも、女主人公に共感を持って読んでいない。全然主人公である女性のほうを向いていないで読んでいる… それで考えてしまったのだが、女性が振られるBL作品を描くことがご法度ってことは、実はないのではないか?などと、私は疑い始めている。私のような読者というか、同じように思って読んだ人は絶対他にもいるはずだと思うのだ。
美青年Aが女キャラの恋人である美青年Bに苦しい思いを抱いていて、それを最後に創造主(=作者)は救い出す。。それだけで物語じゃないか…女キャラをいじめる所に目的があるのではなく(正直、女キャラはどうでもいい)、彼女は美少年Aの切ない恋物語に彩を添えるためのただの一要素、に過ぎないとしたら、全然読める話だと思うのだが。。
そうだなー少なくとも、女性を主人公にしない(それじゃ女性誌行きだし)と設定したらいかがだろうか。 私など、女が主人公であってもどうせ美青年のほうしか見てないし…
まあ、結局は作家性と力量なんだろうけどもな〜。。
男キャラどれくらい脱がせるか、男同士のHの頻度しか考えてないような(私のような)エロ描きではな><。。 ま、私は楽しいんだけどもね。。
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