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2010年07月07日(水) |
MAJOR<ゴロトシ>…その81/サンデー・メジャー最終回で思う事 |
とうとう連載終了ですねえ。。 出あったのが遅かった(土曜のアニメ3期再放送中)ので、サンデー本誌では確かW杯の決勝戦真っ最中だったかと思います。
当時、アニメもマンガもあまり興味がなくて、ただ描いてばかりいた時期だったと思う。同人的には封神演義を終了して、ゲームばかりやっていたような気がする、2007年真夏。 寿君しか見てなかったなー><。。今もだけど。。
アニメが最終シリーズだから、原作も終了というのは小学館的にも編集部的にも合致した考えだったのかもしれない。 それに、7、8年すっ飛ばし以降は連載はあと1年(1年弱)と設定されていて、ラストは七夕号で、と決められていたのかもしれない。どう見てもあれ以降はコミックスに合わせて描いてるように見て取れる。
連載って、アンケートで切られることが多いようだが、そういう時、あと何週で、とか何号までで終了して下さい、とか言われ、そこを交渉で粘って何週分かを勝ち取ったりとかするそうだ。メジャーの場合はアニメの戦略もあったろうからややこしそうだが…
にしても。 最後の34だか35歳の吾郎編、あれは蛇足ではなかったか。78巻で収めるための姑息な手段のようでならない。吾郎の野球人生で、打者転向はこんな数週間で終われるテーマだったんだろうか?野球の全てを極めることが吾郎の究極の目標だとしたら、この打者転向編は勿体無さの極みとしか言いようがない。子供の成長・年令に合わせたからこうなってしまったのだと思うが、吾郎の年令が34歳というのでは話の展開もどうしようもない。これも結局あの7年間だか8年間ぶっ飛んだところに起因するわけで。 あれをなくして、メジャーで数年の活躍をした後に肩をやってしまい打者転向を余技なくされ帰国して、清水と結婚して…という展開なら、まだ26、27歳くらいで、まだまだ先は…
と、こんな話をしてても無意味だけどね。。
それでも悔しいと思うのは、そりゃあテーマの一つに家族愛があるとして、吾郎の家族の話で終わるのも仕方ないかもしれないけども、たったの数話しか出て来ないキャラ(吾郎の娘と息子)よりも、もっと読者が愛着を持ったキャラで最後は飾れなかったか、ってことだ。あのWSで終わってりゃまだ納得がいったかもしれない。
結局この漫画は吾郎だけしか描いていないのだ。しかしそれで長編物語が持つわけがない。全て後付にしか見えないのも物語の破綻も、原因は全部そこから来ていると思う。 こんな終わり方では勿体無いし、何かまだ説明が足りていない気がする。読み切りでいいので、何とか埋めて欲しいものです。せっかくの夢の舞台をWSだけちょろりと描いて…って、メジャーってタイトルの意味、重すぎたのかな。。
まあ、寿君がどうなったのか、何にも触れずに終わった…これはこれでいいのかもしれないけどね>< 変に読み切りで寿也の嫁(婿?)が出て来ても、それもなあ…だし。。
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