カンラン 覧|←過|未→ |
夢の中で私の知らない何かが起こったらしく, 私は知らないままで夢の中を生きていた。 この人何か抱えてるなぁ んであの人に相談持ちかけてんだなぁ などと思いながら 蚊帳の外の穏やかな空気を楽しんでいた。 私らしい夢。 私はそこら辺の好奇心旺盛な子供とは違って, 大人が面倒(臭そう)なことを話し出すと すぅぅぅっといなくなる子供だった。 弟とは違って 「子供には関係のないことです!」 って怒られたことなんて一度もなかった。 その後もそう。 人付き合いにおいて,こっちからあれこれ聞き出すことはしない。 話はよく聞く方だけど, それは相手が話す気になったときのこと。 自分自身,気持ちの整理に時間がかかる性質で, 外にむけて発信するのにものすごい準備がいるから。 そんなだから, 初対面の人や付き合いの浅い人には冷たいと思われてるだろうな。 実際冷たいのかも知んないし。 自分じゃわかんないや。 それに一体何と比べたらいいのさ。 とっても私らしい夢を見た。 あの人,私とは違って 昔っから面倒見良かったしな。 なんだか懐かしい気持ちに浸る。
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