カンラン 覧|←過|未→ |
夕刻より冬本番な寒さぴゅうぴゅう。 「寒いですよ。気をつけて。」 ということばに笑顔で職場をあとにしたものの、 数歩歩いた時点で玉砕。 それでもブーツ履いた足で駅までの道をずんずん急ぐ。 吹きっさらしのホームでの電車待ちは 予想を裏切らない勢いで体温を奪い、 青色のベンチは腰掛けたのが楽なのか苦なのか 判断に困るほど冷えきっている。 あぁ、これから冬がやってくる。 最近の季節の急激な変化には からだがついていかないことが多く、 こめかみが少し痛む。 紅葉狩りにでも行けば気も晴れて 新しい季節をいとおしく感じられるだろうか。
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