カンラン
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2004年05月09日(日) 引力


連休明け最初の日曜日は雨。私のまわりは体調不良の人続出。
会いたかった人から「申し訳ないんだけど・・・」という旨の連絡を受けたので、家宛に‘やっぱり帰るコール’をした。
すると、母も寝込んでいるという。

おかげさまで私自身はぴんぴんしてるけど、5月はやっぱりあなどれん季節だなと痛感。
どこかで強いた無理のツケがまわってきてるんだろう。

仕事帰り。夕飯用にサラダを買って、花屋をはしご。
別にはしごがしたかったわけじゃないんだけども、なんとなくなりゆきで。さすがに母の日だけあって、どこもかしこもいつになくお客さんが溢れていて、なかなか店員さんをつかまえられず、「次・・・。」「次・・・。」といった具合で、気づけばお店を渡り歩いていた。

最初はあじさいの鉢植えを買うつもりだったのに、母が寝込んだと聞いて、なんとなく鉢植えはやめといた方がいいような気がしたのだ。だって、入院中の人を訪ねてく場合なんか良くないって言うし。

そんなわけで花束に変更したのだけど、どうも切花は苦手。
たくさんの種類の花を目の前にすると、もうどうしていいのかわかんなくなってしまう。気恥ずかしさのあまり、できれば何でもいいからおまかせして、ささっとその場を立ち去りたい気分になってしまうのです。身のおきどころがない感じ。
今日は、雨の中あちこち渡り歩いた勢いも手伝って、頑張ってメインで使って欲しい花を伝えた。自分で時間をかけて、じいいっといろんな花と顔をつきあわせた上で選んだ。(と言っても、一目ぼれのようなものだったので、その花の名前を聞くことすらできなかったのだけれど。)

今度はあの花屋さんで自分のために鉢ものを買おう。
そしてついでにどれかひとつだけ、花の名前を訊ねてみよう。



ところで、雨の日の花屋さんって不思議な引力感じません?
私はどうも、するするひきよせられるような気がしてなりません。


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