カンラン
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2010年02月25日(木) 足跡

友人への手紙に、過去の出来事を思い出して小さな叫び声をあげそうになることが多々あると書いたところ、返事が来た。

その友人にも(仕事での失敗など)そういったことはあり、けれども他人は過ぎ去ったことをいつまでも覚えちゃいないし、また失敗を起こしてしまいそうな時には周りに助けを求めれば他人は意外と優しく対処してくれるのだと綴ってあった(おおまかに)。

それを読んで改めて自分の非・前向き思考に気づく。
というのも、友人が教えてくれたのは、今後の明るい生き方である。
けれども、私が手紙を書きながら求めていたのは、例えば、どうすれば過去の出来事を思い出さずにすむか、思い出し(て沈んでしまっ)たときにはどうやってやりすごすと気が紛れる(または、ダメージが少なくて済む)のか、そのあたりの意見だったような気がするのだ。なんというか、すごく立ち止まっている感じ。

子の成長を見れば、時がかちかち音を立てて着実に進んでいるのを知らされるも、私は相変わらずものを知らないし、できないことは多いし、なによりうしろを振り向いて足を止めてばかりいる。

そうこうしてる間に、また、春。


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