日々、美しくあれ〜一日一萌〜

 

 


思わず阿佐ヶ谷Zippy・・ - 2002年10月20日(日)

退魔も請け負う探偵事務所、庵原探偵事務所では今日もまた暇を持て余した者たちがだらだらと時を過ごしていた。

「一口辛子イチゴパイ・・・」
嵯峨の目がきらりと光った。
一樹が食べているのをめざとく見つけた嵯峨はにじりよっていく。
そんな嵯峨に気付いた一樹はパイを口に入れた体勢のまま青くなる。
「ん?」
袋の中身を見た嵯峨のまわりに黒いオーラが発生する。
「かムずーきー、全部食べたなー」
一樹は俺のせいじゃないとばかりに首をふり、後ずさる。
嵯峨は逃がさんっとばかりに一樹の両肩を掴んだ。
反射的に目をつぶった一樹の口に嵯峨は口を合わし舌を差し入れる。
「んー、んんーんー」
そしてまだ口の中に残っていた一口パイを探り出し絡め取っていった。
もぐもぐとパイを味わった後ごくりと飲み込む。
「ふむ、なかなかだな」
自分の唇をなめながら呟いた。
一樹はというと。
「何すんだよトオルー、最後の一個だったのに」
平然と文句を言っている。
「また買ってくればいいだろう。ついでにメロンクッキーも買ってこい」
さも当然とばかりに嵯峨は返す。
横暴だー、と小さく言いながら一樹は財布を持って出かけていった。

「おい、庵原・・」
「んー、何?」
「あいつら今、キキキキキス・・してなかったか」
「ああ、あれぐらい日常茶飯事だよ」
「日常・・」
「だから、気にしないほうがいいよ」
そう言って男同士のディープキスとでもいう光景を見てしまい真っ赤になっている武村の肩を同情したようにたたく若菜は。
「いちいち気にしてたら身が持たないよ」
振り回され続けた末に悟ってしまっているのであった。


〜*〜*〜*〜*〜

最近好きな「阿佐ヶ谷Zippy」の嵯峨×一樹でした。
一巻読んだ当初はおもしろいな、ですんだのですがMから嵯峨×一樹!というメールをもらってしまい・・・
でも二巻はちょい嵯峨受けテイストでかなしかった。
嵯峨は攻めであってほしい。
Mは武村さん横恋慕希望らしいがうちは武ちゃん受け派なり。
Bは嵯峨受けでとても相容れません。
だから今回は誰にも送りつけられないのでここに書いてみました。
最後書いてるときにふと若菜×武ちゃんとか思ってしまいましたが、どうしましょうかねえ。
あ、今回出てきた謎のお菓子は私の創作です。
フィクションです。
もしかしたら実際にあるかもしれないけど、私はしりません。


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日記が週記みたいになってます。
平日はパソに触れないので休日に一周間分まとめて書けたらいいなと思ってます。
今日はこれから月曜日の分からアップできたらええなあ。






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