日々、美しくあれ〜一日一萌〜

 

 


花火 - 2002年10月29日(火)

咲いては散っていくあの美しい大輪の花のように、いっそオマエも散らしてしまおうか。


「やっ・・何すんだよっ、ほどけよコレ!」
後ろ手に縛られたまま彼は叫んだ。
足は押さえ込まれて草と擦れている。
自分を押さえ込む男をきっと見上げると男の頭越し、木々の間からフィナーレを迎えてより一層咲き誇っている花火が見えた。
男の手が顎を捉える。
「くっ・・・」
頭を横に振り必死で逃れるが男の手は追ってきて強く引き寄せられる。
そのまま男の顔が近付いて、口を塞がれた。
「・・っ・・・」
生暖かい肉が口の中を蹂躙する。
気持ち悪いのにそれだけではない感覚で背中が跳ねる。
男の手が浴衣の合わせ目から侵入し下着にかかる。
少しずつ下着をおろしながら親指と人さし指で摘んでいた細長い小さな物体を双丘に押し付ける。
谷間の蕾を探り出すとその物体を中にねじ込んだ。
最初はただの異物感しか感じなかったのにだんだんと溶けていくそれはじんわりと熱い感覚をもたらしていった。

肌は敏感になっているのに頭は靄がかかったようにはっきりしない。
「!・・・・」
それでも彼が屈することはない。
男の唇の端が赤く滲んでいる。
軽く血を拭うとまた顔を寄せていくのであった。 



花はただひたすら咲いて咲いて、散るまで咲き続ける。


 〜*〜*〜*〜*〜

なんとなく。
今日のがあれなので。
前に最初の方を送りつけたものだが未完だったので加筆した。
が、それでも未完だ。
まだほとんど咲いてもいない。
もう今日はこれ以上考えたくない。

〜〜〜〜

誰のためでもなくただひたすら咲いて咲いて散るまで咲いて


樹原涼子さんの「花」という歌。

 〜〜

植物は強い。どんな環境に生まれようとも文句も言わずに頑張って生きている。


サイエンスとかネイチャーとかに論文を載せてる生物のすごい先生のお言葉。

 〜〜
 
植物になりたい


-2002.10.30-






↑エンピツ投票ボタン。

My追加

<過去  日々の一覧  未来>






 

 

 

 

 日々の一覧へ戻る

 未来を見詰める
 過去を振り返る




何かあったら
メール(フォームメール)
で。


不美(フミ)




不美のこと
萌カップリング


不美にメール