日々、美しくあれ〜一日一萌〜

 

 


クラウディア初日 - 2004年05月06日(木)

企画ユニット地球ゴージャスの『クラウディア』を見てきました。
(ちなみに見たのは6日だけど今は17日・・・)

これの存在を知ったのは出演者に大好きな風間さん(ジュニア)がいたからで、ものすごく楽しみにしてました。

チケットは発売初日に即行でかけるもなかなかつながらず、やっとつながったと思ったらすでに初日のS席は売り切れ。
仕方なくA席だけとってその時は終わりました。

その後、ドリボ大阪公演のチケが手に入らないのでヤケになって18日S席もとってしまいましたι

で、初日に見に行ってきました。

見に行く前に原宿のPUTUMAYOで洋服2枚(計13000円)をゲット。
ちょっと浮かれモード。

初の日生劇場は「劇場」だけあって豪華でした。
まあ帝劇行ったことあるしこんなもんかなという感じではあったが。
年齢層が比較的高めでしたね。
出演者のせいかと思われる。


ここで地球ゴージャスとクラウディアについて。

地球ゴージャスとは岸谷五郎さんと寺脇康文さんがやっている企画ユニット(?)で、今回で7回目の公演らしいです。
その7回目の作品が『クラウディア』
一応ミュージカルなのかな。
サザンオールスターズのクラウディアとかいう曲を知ってますか?
私は知らないんですが、どうやらそれの関係で、今回の曲はすべてサザン(桑田さん)の曲なんですよ。
衣装は山本寛斎さん。
出演者に本田美奈子さんやtrfのyu-kiさん。
そして私的ポイントは風間俊介さん。
なんだかすっっごいゴ〜ジャスなメンバー。

これだけでも見る価値十分だと思いますが、内容もさらに面白くて満腹になれること間違いなし!

山本寛斎さんが手掛けた衣装は着物をアレンジした感じでとっても素敵☆

『海外のミュージカルを観劇していて、ちょっと恥ずかしくなってしまうあなた!「クラウディア」は、決して台詞が歌になってしまったりしません。なぜならば、それは日本民族がもっとも苦手なことだからです。』
と岸谷さんがおっしゃている通り、使用曲は「愛の言霊」とかサザンの曲。

テーマはかなり重いですが、随所に笑えるところがあってその緩急が絶妙!

もう絶対オススメ!!
サザン(桑田さん)の曲が嫌いでないかぎり楽しめます。
ぜひご覧あれ。






〜おおまかなストーリーと感想(ネタバレありかな)〜

争わなければならない二つの国に、細亜羅(ジアラ。寺脇康文)とクラウディア(本田美奈子)という二人がいて、人目を忍んで愛を深めておりました。
*二人が遠くからジェスチャーで会話をする場面。相手の動きに合わせてジェスチャーの意味を読み取ろうとするも全然違うことに。めっちゃ笑った*


ジアラは国一番の武人らしく、国の長のヤン(平沢智)とともに戦いに参加したりしてました。
対するクラウディア側は長の毘子蔵(ヒコゾウ。岸谷五郎)、その妻(?)のおりえ(三咲レア)。
*おりえの戦闘姿がめっちゃかっこいいです!やっぱ刀での戦闘っていいよね♪*

戦いの最中、鉄砲の音が響き渡りました。
鉄砲は神親殿(かしんでん。この世界の神らしい。Yu-ki)が禁じているものらしく、その禁忌に触れたために龍の子(風間俊介)が登場し、人間と闘っていきました。
*風間さん、ずっと目つきが鋭くて、視線をゆっくりさまよわせてんの。そのまま殺陣やってんけど、あまりにも強い役でしのぎを削るような戦いでなかったのが残念かな。でも今思い返せば全然瞬きしてなかったし(双眼鏡でがんみしておりましたι)人外の雰囲気をうまく演じてて、岸谷さんからお誘いがくるくらいだし、やっぱり演技派なんだと思いました。んで神親殿が登場して後ろにさがってスポットライト浴びなくなってもずっと目つき鋭くまわりを見渡してんの。なにげにハーモニカも吹いてたしホレ直しました!!*

そんな中、クラウディアが20歳になる時に事件は起きました。
*本田美奈子が19歳役とかいうところでかなり驚いた自分がおりましたが、まあ舞台なんてそんなもんだよね。*
*なんかその前に、ヒコゾウとジアラが幼馴染みだったり、ヒコゾウは実はクラウディアの父親だったりすることが発覚してるんですが。ヒコゾウとジアラ、すなわち岸谷さんと寺脇さんのやりとりが面白かったです。「ああー、血が出たー!」「手当てしなきゃ!(血を吸おうとする)」みたいなやりとりがあったんですが、その血が出た場所が何ケ所かあるんだけど、股間のあたりとかあって「そこはやばいって!」と飛びかかってこようとする相手にジャンプ体当たりで攻防したり。舞台の中央あたりに段差があるんですが、寺脇さんが後ずさった拍子にそこでつまずいて尻餅ついたり。*

この国は20歳になると1年に一度のお祭りに参加しなければなりません(意訳)
そのお祭りとは、夜中明かりをすべて消して誰かもわからぬ者と子孫を残すというもの。
「闇の中、虚構の世界で獣と化す男と女は相手も選ばず・・選べず、子孫繁栄の儀式に身をゆだねる」
愛するもの(ジアラ)としか交わりたくないというクラウディアは国を出ることを決意しました。

国を出たクラウディアのもとに追っ手がやってきます。
そこに相手国も現れて戦闘に(?)
さらに神親殿も現れて「愛を禁じたのに・・」云々とおっしゃっていたら、ジアラに刺されてしまいまして。
そこに
「姉さーーーーん!!」
と風ぽんの声が。
血で真っ赤になった(といってももともと白い衣装だったのをひっぺがしたら赤いドレスが出てきたわけですが。)神親殿を見て、はじめて感情を表す龍の子。
*うっわシスコン役かよ、とちょこっと思ってしまったのは内緒です*
で、人間の戦闘になっておりえ、ヤン、ヒコゾウ、ジアラが死んでしまいまして。(神親殿の前だったかもしれんが。)

神親殿が愛を禁じて争いをするようにしたのはその昔、人間は愛する者を殺されることによって憎しみをうみ、さらにその憎しみが争いを生んでいった
。人間は争わずにはいられない生き物だから・・
平和のためには、愛はないほうがいい、そして常に小さく争っていた方がいい。
「それが、平和への道であることに、人類の歴史が気づかせてくれた」

でも、クラウディアとジアラを見ていた龍の子は、「僕も人を愛してみたいと思った。」
そして神親殿の背に刀を突き立て、自らの命と引換えに龍を殺しました。

最後は、海の向こうにも人がいることを知った人々(含クラウディア)が、海をバックに『FRIENDS』(桑田さんがこの舞台のために新しく作った曲。新曲「彩〜Aja〜」のカップリング)を唄って終わりました。




ほぼ自分用覚え書きでわかりにくかったと思いますが、いかがでしょうか。

幕がおりたあとも拍手はなりやまず、再び幕が開きキャストが順番に出てきた時の、風間さんの笑顔が忘れられません。
舞台中の無表情もしくは悲しげな怒りの表情とのギャップに泣きそうになりました。

その後、幕がおりてもまだまだ拍手はなりやまず、ついにはスタンディングオベーション。
さすが初日だよ、スタンディングオベーションなんて初めて☆
私もノリで、立ってずっと拍手し続けたらだいぶたってから岸谷さんと寺脇さん登場。
岸谷さんたら「ついに7回目。次回作も頑張ります」みたいなことをいって「まだ初日だから」と突っ込まれてました。


そんなわけで、めちゃくちゃ面白かったです。
唯一残念なのはあると言っていた風間さんのソロがなかったこと。
かなり楽しみにしていたんですけどね。
それを引いてもあまりあるくらい面白かったのでまあいいかな。

明日(18日)また見に行くので楽しみです。
今度はS席一階ナリ☆

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