ひつじの日記
霧島羊子



 最近ふと思う事。

サイトが1周年した区切りでちょっと考えてみた。
自分が同人誌描きはじめた理由。
言い換えれば『星矢で同人活動何で始めたのか』ってこと。
私が星矢にはまったのは3年半くらい前の事だと思う。
そんなに昔の事じゃ無い。
ハッキリ言ってストレスがたまっていた。
マンが喫茶で星矢の愛蔵版見つけたのも理由の一つだ。
でもそれだけじゃ描こうなんて思わない。
誰かの同人誌が読めれば自分的には落書きをする程度で終わっていただろう。けれどその頃、夏コミではムウメインのやおいなしサークルなんてなかった。ハッキリ言って無かった。見た事なかった。
だから描こうと思った。
誰も描かないなら自分が描いてしまえ、と。
描いている事でかなりストレスが解消された。
一日3時間、家に帰ってきてから机に向かった。毎日。

ホームページもそうだった。
思い立った頃はまだ羊サイトは今程多くなかった。
ケーブルレビデの放映も始まって無かった。
けれどいま現在、
羊サイトも爆発的勢いで増え、星矢同人人口もうなぎ上りに増えている。
羊サークルの数もそれに比例している。

それでも私は書き続ける意欲があるのか?と自問した時に
『まだまだ描く』という答えがすぐには出てこなかった。
マイナー嗜好(?)があるのかどうかは分からないが
以前よりかなり熱がさめつつあるのは確かだ。
何でもそう。人気が出てくると反比例して熱がさめるタイプであるらしい。絵を描く事は好きだけど、
1冊の本を作るまでの情熱が今、あるかどうか、
自分自身、疑問に思う。このまま描き続けていいものかどうかも
疑問に残るところだ。

これから一年最大の山場、夏がやってくる。
仕事でのストレスがこれからの同人活動の鍵を握っているのかも知れないと思った。そして計画的に本を出せなくなったら同人やめちゃおうかと本気で考えた。

2002年03月28日(木)
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