消防団長 隠居日記
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2002年06月29日(土) |
汚いはなしでソーリー |
あんまり大きい声じゃ言えないんだけど、お客さまの耳掃除って結構熱くなる。
やられてる本人は、自分の耳にどのくらい垢が溜まっているかわからないわけで、だからそんなに一生懸命やんなくてもよさそうなものなんだけど。 逆にやりすぎて痛くしたりすることもあるくらいで、ホントはほどほどにしとくのが無難なんだけど・・・。熱くなちゃう、ついつい。
まず、耳のまわりに毛がはえている人がいる。 うぶ毛くらいならみんなあるけど、黒くて太いのがバーンって。それをジョリジョリ・・・。それからいよいよ耳の穴の中を覗き込む。ここで見えるくらい耳垢が溜まっている人はとりがいがある。だいたいこの人は耳あかを溜めてくる、って人は決まっていてそのお客さまの耳にむかうときヨッシャーと気合が入る。 まあ、たいていの人は覗き込んでもみえない。そんで耳かきであたりをつける。ゆっくりと耳の内部を、耳かきでさぐる。たまに何かがあたって、それをひっぱりだす。
わー、こんなのとれた・・・。といちいち確認。 やはりでかいのがとれると、スカッとする。たまにはウオーーってくらい長いのがとれたり。 耳かきだけではとれそうもない場合、ピンセットまで動員される。 苦労してとった耳垢も、私がひそやかにほくそえむだけで捨てられる運命。 たまにお客さまご本人が、でかいのとれたかい?見せて・・などといって獲物を披露することもあるけれど。
興味のない人には、まったくおもしろくないお話で・・・。 興味のある人なんかいないか。
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