アクセスログ解析 本日の事件簿
本日の事件簿
毎日が発見 毎日が事件

2003年05月07日(水) キミの誕生日

7年前の今ごろ・・・。
5/7に日付が変わった頃。
「まだまだ生まれないわよ」という助産婦の明るい言葉に凹んでた。

入院したときは4センチしか子宮口開いてなくて・・・。
まだまだぢゃん!!!(T.T)
「出血状態も順調」といわれた。

へ〜お印のあと、出血って続くんだ。
わずかなんだけど、出産準備が進んでいる証拠。

そっか〜いろんなところで自分の身体が変化しているんだな〜。

初めての普通分娩の子なだから不安だったな〜。
陣痛が始まってから3回も病院に電話して、やっと入院させてもらった。

どこまで痛くなれば生まれてくるんだ!!!っておもったっけ。
今おもうと、分娩の12時間前の今ごろなんて へ!でもない痛さなのよね。
やはり初めての陣痛というものは、そうなんだろうな。

「痛い」なんて言えるうちは生まれないよね(笑)
うとうとでも眠れたし、朝食も取ったし・・・。
でもいいかげん うとうとしていたら、助産婦に「しっかり起きて!陣痛と向き合って!(笑)」って言われたな。
そのあと陣痛を促進する意味で腰湯にもつかった。
帝王切開と筋腫の手術をしている私は促進剤はつかえないのよ。
子宮破裂の確率が高いからね。
だから、あくまで普通に・・普通に・・・。

でも主治医のみ普通分娩が大丈夫!っていってて他の医師はびびっていたっけ(笑)
私の分娩には、主治医が立ち会うってことになっていたからね〜。
もちろん夜中でも(笑)診察中でも(笑)
でも手術中はそっち優先といわれたわ(当然)

15時過ぎに生まれたんだけど、よくもあれだけ大騒ぎできたものだと・・。

(運動の為)部屋の片付けしてくれば?といわれても痛いから嫌だ!といい(笑)
旦那さん呼ぼうか?にも 来ても役にたたないから 呼ぶな!と断り・・・(爆)
浣腸のあと、陣痛と腹痛で動けなくてお尻がふけず助産婦に拭いてもらうし(恥)

陣痛室のベッドで相変わらず うへ〜としていると診察していた助産婦に
「ちょっとお腹に力入れて」といわれた「ふむっ!」
ほわん・・・ん?・・破水したらしい。助産婦が「わかった?今のわかった??」
わかったけど・・・???
助産婦「今のが破水。さ!そろそろ分娩室に行こう」

さあ!分娩!となったとき、帝王切開経験者の私は血管確保の為に点滴。

思い出した! その時、新米看護婦が研修してて、いちいち助産婦の後に同じ診察(子宮口の開きを計る)を私にほどこしていたっけ・・・。
ヘタクソで痛かった(T.T)
びびりながら、診察するから余計にいたいんだってば〜!!!

その新米がおどおど私に点滴。
ずぶ!っとさせ!!!!!

ほんで、陣痛の合間に分娩室へ移動せよ!との命令(笑)
ちんたら新米看護婦をおしのけ、自分で点滴台を引きずり分娩台へ走る。

間に合わず 途中でイキミのがし(笑)

分娩台でも準備があるのね〜。
剃毛したりさ・・・。
足にカバーつけたり。
分娩監視装置をお腹にまいたり。

「ジュースのむ?」
「生まれるところ見る?見るなら眼鏡かける?」
わざと平然と声を掛けてくれる助産婦。

これからの時間が一番母子も助産婦も医師も大変な時。
これからのトラブルが一番恐い。

大丈夫!大丈夫!
頑張る!
でも・・・すんげーーーーーーーーーー痛い!!!(T.T)
返事もできない(T.T)

「の・・まな・・い。み・・・な・・・い・・・。」(本当は見たかった)

そしたら究極の陣痛。

こ〜〜れ〜〜〜か〜〜〜〜

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(本当に痛いときは、声がでないのね)


(裂けた)

次の陣痛で私は死ぬ!っておもったら生まれた♪

ふわ・・・っと自分が軽くなって 嘘のように楽ちん♪
3244g

三人の医師と8人くらいの看護婦、そして分娩には立ち会わないといわれる婦長が私の手を握っていた。
あら・・VIP(違)

キミ猿との対面!!
おお!この猿かわいいじゃん!!!
「ママだよ」っていうと 「へ?」と泣き止むから不思議(笑)

ぐったりしたが興奮したまま、医師と世間話をしながら子宮の中の掃除と裂けたところの縫合をしてもらう。
貧血だったので出血量も中量とのこと。

あ・・・髪の毛ぼさぼさだわ・・・・・。

その時、思った。
もう一人産むとしたら、今度こそ騒がないでかっこよく産もうと(笑)

私がどう騒ごうが(笑) 元気なキミにであえたのが今日!

感謝です!
キミが私の子供として生まれてきてくれたことに感謝です!!!!





追伸
自宅に荷物を取りに帰っていた旦那は、分娩室の外ででも産声を聞くことは出来なかった。
やはり詰めの甘い旦那です(爆)


*********************************************

追加のひとりごと・・・。
4年半後に三男を普通分娩で産んだわけだが、
この次男の時が嘘のように冷静で、超大安産。
分娩台で枕を直したり、陣痛の合間におしゃべりもできた。
当然ジュースも飲んだ。
うおおおおおっと思ったのは、生まれる直前の二回くらいの陣痛くらいかな(笑)
経験って偉大だ


2003.5.7 ケーキを前にする三人の記念写真



 < 過去  INDEX  未来 >


rio [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加