〜未来への遺産〜
by 星の白銀
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2002年09月08日(日) 大きな古時計



いやぁ、売れてますねぇ。

何がって、平井堅さんの『大きな古時計』ですよぉ。オリコンチャート初登場1位だそうで。

てことで、今日買ってきちゃいました♪


だって、昔から大好きな歌だったんだもん。

時々小さい時に歌った歌とか思い出したりしますよねぇ。
その中でも一番多く思い出すのがこの『大きな古時計』だったなぁ・・・。

平井堅さんも同じだったそうで。よくお母さんが台所で口ずさんでいたのを思い出していたそうです。


この歌が印象に残っている理由はやっぱり歌詞ですねぇ。
ものっすごくいいです。


おじいさんと一緒に時を刻み続けてきた時計。

おじいさんをずっと見守り続けてきた時計。

そして、おじいさんが亡くなり、そのあとを追うようにその動きを止める時計。


うむぅ・・・想像すると鳥肌が立ってしまいます。


それにしても、ええ声ですなぁ。平井堅さん。

どこか切なく、そして優しさに溢れた、この『大きな古時計』の魅力をさらに引き出してるって感じですな。


ところで、この歌について調べてみたらちょっと驚きの事実が。

100年いつも動いていた〜・・・とか100年休まずに〜・・・とか、って歌われてますよね。
だから、時計が動いていた期間は100年だと想像してしまいますが、実際に時計が動いていたのは100年ではなく、90年だったそうで。

なぜかというと、この歌の原曲は英語なんですね。それを日本語に訳した時に、歌い易さを考えて90年ではなく100年としたんですって。

だから、日本で知られている歌詞はけっこう原曲と違った物になっているそうです。

まぁ、しょうがないといえばしょうがないことなんでしょうが、ちょっぴり残念のような気がしました。


さらに、この歌には続編があることが判明。

けれど、その続編の歌詞はかな〜り悲しいものになっています。


おじいさんが亡くなったあと、その家は別の人が住んだのだけれど、その住人はおじいさんの古時計を時代遅れの役立たずといって売り払ってしまう。
そして、ガラクタ屋で部品の一つ一つに到るまで解体され、焼き払われてしまう・・・


大体こんな感じの歌詞です。悲しすぎますよね・・・。


まぁ、そんなこんなで意外な事実を知ってしまったのですが、『大きな古時計』が大好きな歌であることに何ら変わりはありません。

今回、改めてこの歌をリリースしてくれた平井堅さんに感謝の念を贈りたいです。

そして、いつまでもこの名曲が人々の心に残ることを願いたいですね。



大きな古時計

作詞:Henry Clay Work  作曲:Henry Clay Work  訳詞:保富康午


おおきなのっぽの古時計

おじいさんの時計

百年 いつも動いていた

ご自慢の時計さ

おじいさんの 生まれた朝に

買ってきた時計さ

いまは もう動かない その時計


百年 休まずに

チク タク チク タク

おじいさんと いっしょに

チク タク チク タク

いまは もう動かない その時計


何でも知ってる 古時計

おじいさんの 時計

きれいな花嫁やってきた

その日も動いてた

うれしいことも 悲しいことも

みな知ってる 時計さ

いまは もう動かない その時計


うれしいことも 悲しいことも

みな知ってる 時計さ

いまは もう動かない その時計


真夜中に ベルが鳴った

おじいさんの 時計

お別れのときがきたのを

みなにおしえたのさ

天国へのぼる おじいさん

時計とも お別れ

いまは もう動かない その時計


百年 休まずに

チク タク チク タク

おじいさんといっしょに

チク タク チク タク

いまは もう動かない その時計

いまは もう動かない その時計


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