いきております。 いきております。 いーきーてーおーりーまーす。
お誕生日を祝ってくださった方々にありがとうとらぶちゅー。 女の子相手でもらぶでぎゅーでちゅー。
いきております。 いきておーりーまーす。 これが終わったらこれ,これが終わったら次,というように。 小学校の持久走のような感じですが,いきております。 持久走苦手だったの。 息がひゅーひゅーすんの。 次の電信柱までは頑張って走ろうね自分。 電信柱までたどり着いたからにはもうちょっと走ろうね自分。 ゴールはどこだー。
日記を書こうとすると。 「あああもう早く死ねばいいのになあコンチクショウ!」 ばかり書こうとしてしまうの。 徳が!低いよ!! 何があったというわけでもなく。
だから,ねえ。 お風呂にお湯をためて入る自分を許そう。 コンビニでご飯を買う自分を許そう。 こっそりとだけ苦笑いした自分を許そう。 猫背になってるよって言われた自分を許そう。 肉まん食べたい自分を許そう。 今日はカップラーメンでいいやの自分を許そう。 宿題あるのに編み物しちゃう自分を許そう。 トイレの中でだけちょっとだけ泣いた自分を許そう。 手紙の同封されていない郵便物なんて開けたくない自分を許そう。 出せやしないのにレターセットばっかり買った自分を許そう。 書かないだろう日記帳や家計簿を集める自分を許そう。 明日のことなんてどうでもいいんだ。 でも明日にもきっと生き残っていくだろう僕のために。 聞こえないようにため息ついた自分を許そう。 夜中に起きた自分を許そう。 もう5分だけお願いって目覚まし時計に泣きつく自分を許そう。 朝ごはん食べるのに頑張った自分を許そう。 ロザリオのお祈りを忘れてしまった自分を許そう。 全身の鏡の前では裸が一番好きな自分を許そう。 薬を塗ろう。 やさしくあろう,やさしくあろう。 明日も僕はきっと生き残ってしまうから。 ああ僕はぜんたい,おおまかにはよい人間だったよって。 それだけ思って生きていよう。 ねえ。 ねえ。 きっとよい人間。 やさしい。 がまんできるがんばれる,から。 きっとそのうちごほうびをもらう。 ちょこっとだけ休憩してもいいよって,きっと,もらえるんだ。 ごほうびだ。 きっとだ。 いつか。
と。 こんな感じにひゅーひゅーしながらいきております。 いーきーております。 明るい日記が書けないものかと四苦八苦しておりましたが。 結局いつになっても書けそうにないのでこのあたりで見切り発車。 まあいいや痛くても。
友人がくれた音楽を聴いて。 お湯を自分のお茶のためにわかして。 恋人のくれた毛布にくるまれて眠ろう。 あした,も,もし目が覚めてしまったら。 もうすこしだけいきよう。
誕生日に毛布をくれる恋人というのはすてきだと思った。
|