みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2004年05月18日(火) 静止画

静止画





(あいさつをします かみさま)
君の手足の振り回す
草むらの風景
背の低い 水音と
重心の高い 少年
笑う顔が くしゃくしゃと映る

君のカメラと猫の 目
モノクロームの 傾きで 落ちて
私たちの世界は いつも そのあたりからであるよ
ほほをするくらいに 低くから
見はるかすものであるよ と 少年の指が
(手をのばすということは)
(たいへんに 白く)(白く)
(なるという こと)(ですか)(かみさま)
ぽとり ぽとり と 夜がひらけて
少年の 肌が もう ずっと
寒かろう
寒かろう と 私たちは
このふちから たいへんに こごめて
手をすりあわす

君の手足の虹
色のひとつから おしまいまで
モノクロームの





2004.5.8






ゆっくりと,思い出して,記録をとっておこうと思う。
時系列に沿って,何があったか,何を思い,何を行ったかを。
僕が人を憎んだらきっと彼は「それは君が自分をかわいそうって思いたいだけでしょ,今は僕の話でしょ」と相変わらずの突っ込みを入れるだろう。
だから僕は淡々として,ただ,知っておこうと思う。
自分の手が何をしたのか,知っておこうと思う。

彼に再会した8日の夜に,彼の顔を2枚スケッチし,ちょっとくたびれ。
上記はスケッチ用の紙にちょこちょこと書き留めた言葉。
この後にもう一枚,横顔をスケッチした。
次の日に,昼には軽くなる予定だったので,朝のうちにもう一枚描いた。

昨日(5月17日)は,僕が一人で帰宅するのが心配だったらしく。
だーりんが車でずっと前について,行程の半分までを一緒に走ってくれました。
雨が降っていました。
周囲の余計な,あまり見たくないものは見ずに,彼の車のテールランプを見て走りました。
一緒にマックで御飯を食べた。
分かれてからは,帰路を休みつつだったので帰宅が12時を過ぎました。
ちょっと,さすがに疲れた。

今日(5月18日)は起きた途端に猛烈に吐いたので,休みをもらいました。
じわじわと来ているにゃー。
疲れかなあ。
堰を切らないように,適度に緊張感を保っていよう。
仕事を休んでしまって本当に申し訳ないと思う。
役立たずの同僚はどうでもよく,子どもたちに申し訳ない。
僕が行かないとほんとに,ひどいことになるんだ。
最悪,授業が行われないんだ。
休んだりして悪い先生だなあ,ごめんね,ごめんね。



僕はさいわいのことを考えています。
僕の手は彼を描くことができた。
それは好きとか嫌いとか嬉しいとか楽しいとか上手か下手かなど,
人の思う「幸不幸」とはあまり関係がない。
心地よいかそうでないかと訊かれたらそりゃあ,
これくらいしんどいことはそうそうないかなあ,と,ぼんやりと思う。
でも僕はさいわいです。
僕といういのちはさいわいです。
欺瞞だと言えば言えるのかもしれないのだけれど。

あらゆるポーズは,ひどく,みじめなものであります。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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