徒然なるままに…
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2002年03月03日(日) 宮崎駿の…

『千と千尋の神隠し』を見てきた(3月1日のこと。しかも最終日^^;
金熊賞を獲ったっていうしね。
…ちゅーか、金熊賞って…元はGolden Bear Prize…か?
訳して金熊賞…何て安易な。
まぁ、そんなことは置いておいて。本題。
ん~。面白かったことは面白かった。
でも、何度も繰り返し見ようとは思わないな。
同監督の、『となりのトトロ』とか、『天空の城 ラピュタ』とか
『風の谷のナウシカ』とかは昔から何度も何度も繰り返し見てきたけど、
前作の『もののけ姫』、今回の『千と千尋の~』は一度見たら十分って感じ。
何かね、ストーリーが細かいっていうか何というか…
すごく中途半端な感じがしたのは私だけか…?
説明が不十分な気もする。
ハッピーエンドならそれでいいのか?
こんな感じ。
あと、キャラクター。
最近の宮崎アニメは何ていうか、ドロドロとしたものが多いよね。
もののけ姫ではタタリ神、千と千尋の~では、名前忘れたけど、
なんかドロドロしたのが出てきてた。
別にドロドロしたものとか、グロテスクなものが嫌いな訳じゃない。
むしろ好き(笑
アニメでああいうドロドロしたものを描くのはすごく大変な事だと思う。
技術もいるんだろうね。
でも、そういうのが出てきても、だから何?っていう感じがしてしまう。
ちょっと意地悪な意見を言うと、もうアイデアがないのかな~なんてね。
思いつかなくなったから、ドロドロした、
訳のわからないものを出してるのではないかとも思えてくる。
あと、千尋は平凡な子なんかじゃない。あの子は特別だと思う。
千尋と、その両親だけが元の世界に帰れたんだから。
両親が豚になって、で、あの子だけが助かる。
他にもあの世界に迷い込んだ人はたくさんいるはず。
豚だってあんなにいっぱいいたし。
でも、千尋だけが帰れたんだよね。
断言しよう。あの子は特別。
あと、ハクね。
ハクの扱いも最後は中途半端だったね。
ふ~ん、という感じ。可哀相なハク…(笑

あ、そういえば、宮崎駿って確か、もののけ姫のときぐらいに
『もう映画はつくりません』とか言ってなかったっけ?
つくってんじゃん!
これからもまだつくりそうだね。
でも、トトロとかラピュタを超える作品はつくれない。
同じような方向でつくる限りは超えられないね。
千と千尋の~は動員数すごいけど
みんな話題性で見てるんじゃないかな。
そんな感動するような話でもなかったし。

こう思うのはひねくれてる私だけ?(笑


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