徒然なるままに…
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2002年10月06日(日) なぜ日本では臓器移植が稀なのか。

今日は真面目な話。

少し前、デカルトについて調べてたのですが。
(私が前の日記で『神』がどーのこーのと言っていたのはこの所為)
Googleでデカルト関係のサイトを検索していて
面白いサイトを見つけました。
ここ
です。
あ、勝手にリンク貼っていいのかな?
サイトの管理人さん、ごめんなさいm(_ _)m

最初の方にデカルトの名前が出てきます。
彼の二元論(精神と肉体を分ける考え方)が
現在の西洋人の中に根付いている、というのがすごいです。
この思想故に、西洋では臓器移植が一般的なのです。
一方日本では、身体のどの部分であっても自己の一部なので
臓器移植に大きな抵抗があるのです。

まぁ、その西洋の考えも少しずつ変わってきているようですが。

詳しくはリンク先をご覧ください。
面白いです。


臓器移植についての私の意見は、というと。。。
頭では賛成してるんですよ。
臓器を必要としている人がたくさんいるのは知ってるし。
自分が死んで、使える臓器があるなら、燃やして灰にするよりも、
必要としている人にあげた方がいいのかな、と。
でもね。
実際に家族がそうなった場合。
絶対に家族の臓器を人にあげたりなんかしない。
意思表示のカードを持ってて、本人が臓器提供を希望してても
私は絶対に同意しないと思う。
そんなに割り切って考えられない。

脳死とか植物状態になって、回復する見込みがなくても
それでもいいから生きていてほしいって思うのね。
そこにいるだけでいい。
存在して、触れることができる。
それだけでいい。
死んでしまったら、火葬しなくちゃいけない。
灰になってしまう。
そんなのは絶対に嫌だ。

でも、いつかはそんな日がきてしまうわけで。

順番は間違っちゃいけない。
親は子供よりも先に死ぬ。
その順番は守らないと。
親より先に死ぬことは、一番の親不孝。
それだけはしたくない。


それだけは。


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