徒然なるままに…
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2003年04月14日(月) |
おならの音にも意味がある。 |
今日はあまり綺麗な話ではありませんのでご注意を。
まずは音声学的なお話を。 母音と子音ってありますよね。 子音とは何か。 簡単に言うと、肺から送られてきた空気が歯や唇(その他諸々) に妨害されてできる音の事です。 母音はその逆。 何も妨害されずにできた音ね。
今日は子音の中でも、[p][b]に着目したいと思います。 日本語の『ぷ』『ぶ』ではありません。 日本語だと[pu][bu]になってるからね。 母音がくっついでいるのです。 で、この[p][b]なんですが、発音してもらえればわかるように 音が出るぎりぎりまで息が口の外に出てませんよね? 口の前に紙か手をかざして発音してみるとよくわかります。 こういう音を『閉鎖音(破裂音)』といいます。 息が出る瞬間まで口が閉鎖しているという事ですね。
ここでおならの登場です。 おならの音って『ぷー』とか『ぶー』ですよね。 まぁ、ある程度の個人差はあるとして(笑 子音でいうと[p]と[b]です。 肛門というのは常時締まってますよね(よく知りませんが それが腸のなかに溜まったガスを排出する時に音を鳴らすわけです。 勢いよく出さないと鳴りませんが。。。
これって口で発音するのと同じ原理だと思いませんか? まぁ、肛門は大体いつも締まっているので、閉鎖音というより 破裂音と言った方がしっくりくると思いますが。
何故おならは『ぷー』や『ぶー』のような音が鳴るのか。 上に書いた事がこの疑問に対する答えなのです。
結論。 肛門は第二の口である(変な意味ではありませんよ、一応念のため…
音声学って面白いのです。
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