徒然なるままに…
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2013年07月07日(日) 捨てる覚悟。

七夕の今日は朝から晩まで大阪。
勉強のためだったけど、1日とても面白かった。


何人かの人と喋っていたら、8月末〜9月のセミナーに応募したけど選考から漏れてしまったという人が結構いた。
勉強を始めたばかりの私が参加できることがなんだか申し訳ない感じ。
でも、他の人の分析を見ていると、私の分析の方が明らかにマシ(ま、ドングリの背比べだけど)。
そして自分がこの2ヶ月間、どれほど質の良い教育を受けてきたのかを理解した。
だからこそ、私はセミナーへの参加が許可されたんだろうと思う。
(学習期間ではなく、学習の濃さが選考の際のひとつの基準だったのではないかと思う。)
しかしやはり恵まれすぎていて怖い。


でも他の人が私と同じ立場にいたとして、恵まれた機会を活かせるかというと、それはそれで別な気がする。
失礼ながら今日会った人の多くは、固定観念や自分が拠り所とするものから逃れられずに、
事実をありのままに見ることのできない人だった。
(研究者じゃなくて、教育者としての意識が強い人にそういう傾向があるような。偏見かもしれないけど。)
そういう人は新しいことを学ぶときにものすごく時間がかかるんだろうなあと思う。
新しいことを学ぶとき、固定観念や先入観を捨てて謙虚になることはとても重要だと思う。
捨てるとまではいかなくても、自分が拠り所とするものをいったん脇に置いて考える。
難しいし、結構勇気のいることだと思うけど。


私は今まで時間をかけて積み重ねてきたものを捨てる(あるいはそれを自ら否定する)覚悟で新しく勉強を始めた。
(結果的に折り合いがついたので捨てなくて済みそうだけど。)
それくらいの覚悟で本気で勉強しようという人は、ほんの一握りしかいない(ように見えた)。
そんなもんなのかな。
私には見えていないだけなのかな。
毎週大阪で会う人たちがみんな本気だから、ギャップがありすぎて感覚がマヒしているだけなのかな。


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