土曜ワイド劇場「法医学教室の事件ファイル」というシリーズもののサスペンスドラマがあります。法医学で事件を解決していく面白いサスペンスで、私はそれを何年か前からずっと見続けてきました。　主人公の法医学者とそのダンナの刑事とのやりとりが面白くて好きなのと、若い刑事で水村というのがいて、その役をしているのが私が小学生時分から好きだった西村和彦さんだってこともあって毎回欠かさず見てたんです。(前置きが長いな…)
　しかし昨日は出かけていて(実は初めての合コンだったので今回はその報告でもしようかと思ったんだけど、そんなことは本当にどうでもよくなってしまった)見られないからビデオにとって行ってたんです。それで、帰るなりおかんとしょうちゃんが「早く！早く見て！いいから早く！」って、なんでか急かすんです、いつになく。「なんなん？今日はメインなん？」と訊ねてみても、返答は早く見ろの一点張り。訝しみつつ、ビデオを見進めていったら………………！！
　大好きだった水村が撃たれて殺されてしまった……！(なんやそんなことかと言わないように)ずっと見てきただけに悲しくって悲しくって、実際に知ってる人が死んだみたいに泣きすぎってくらい泣いてしまって、頭は痛いわ目は腫れるわで大変でした。
　ドラマの作りも良かったんですよ。死に方もよかった(？)し、主人公夫婦も弟のように可愛がってて、心痛の上に自分で検死して解剖しなきゃなんないし捜査はしなくちゃなんないしで、痛々しい。そんなの見たらもう泣かずにはおれません。ボロボロ。涙止まらないもん。
　が、弟たちには「ドラマでそんな泣くなんてありえへん」と言われました。一緒に見てなくて心底良かった。どれほどボロカスに言われるか分かったもんじゃない。
　ドラマで泣くなんてことは、そんなにありえないことなんですかね？なんか誰にも分かってもらえないんだけども。もともとすぐ泣く人なんですよ、私は。泣くなって言う方がどだい無理なんです。昼ドラだって悲しきゃ泣きます。弟たちは、そっとしとくって芸当ができませんから仕方がないんですけどね。いちいちいちいち、やかましいんじゃボケーー。デリカシーの欠片もありません。
　長々と、しょうもないと言われれば返す言葉もございませんが。
　私だってなんでこんなに泣き虫なんだかわからないし、それにしても泣きすぎかと思わなくもないですよ。やっぱり私がおかしいんでしょうか
　求む、同志！