MARIKA’S DIARY
MARIKA



 キュン


今日、駅のホームで
おじいちゃんと一緒に歩いている
盲導犬のゴールデンレトリーバーを見かけた。

熊本へ帰る電車の窓から、
発車するまでの間、ずっと見ていた。


可愛い洋服を着て、
おじいちゃんの横を歩いていく。
その横に、おなあちゃんも一緒だった。


自動ドアの前で止まって、
イスのところで、また止まって
教えてあげる。

おばあちゃんが
「座りなさい」って言ったみたいだった…
ペタッっと顔を地面に付けて伏せをしている。


けなげだな…
ちょっと切ない瞳をして、前を通り過ぎる人たちを見ている。


でも、おじいちゃんの声がすると
すぐ起き上がり、また移動。


今日思ったんだけど、
今の自動ドアって、手でタッチしないと
開かないのがあるけど、あれって
どうするんだろう?

今日の自動ドアも実はそれだったんだけど、
おばあちゃんがいたから、スッと入っていけたけど…


未だに、盲導犬や介助犬も断るお店が
あるみたいだけど…信じられない。



日本人はもっともっと色んな事を理解して、
少しずつでもいいから、思いやりや優しさを
自然に出せる世の中になっていったらいいなぁと
思った今日でした。




2004年01月09日(金)
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