| 2001年08月02日(木) |
曲が脳裏をめぐる土地 |
今日は休日なのでF市までドライブに行きました。 10日後にとある場所に行くので下見をするためです。
1時間程でF市に着き、まずは目的地に行こうかと思いましたが、手元に簡略化した地図しかないため、観光地図を求めて駅前の観光案内所に…行く前に古本屋に旅の恥をかき捨てに(苦笑)行くことにしました。言葉の意味はず〜っと前の日記に書いてます。 内訳。薄い本(アッハハ)が30冊くらい、ちょっと古めの普通の漫画が2冊、CDが1枚。 …全部売れるとは思っていませんでした。あなどれませんK書房! しかも店内の本漫画しかないからそれしか扱わないのかと思ってたら向かいに別に店舗あるし。 それならもっと売るものあったと思いつつ行ってみるとなかなかいい本が安い。 内藤剛志さんのエッセイ、桐生操さん(たち)の歴史本、そして有栖川先生の幻想運河・文庫版(!)を買いましたv そして本屋のすぐ傍の案内所で地図をゲット。 しかしF市の中心街はどこにいても「北の国から」が流れていて洗脳されそうです。 …って、名前ふせてる意味全くないですな。
はい、私の本日の目的地は富良野演劇工場です。そこでやる芝居を見に行くのですが、場所的に不安なので確かめておきたかったのです。 そうしておいて正解でした。ちょっと迷いました。 それでも無事ついて入り口から中を見ると、劇場の外のホールは一般公開しているようなので中へ。 劇場内を見られる所が一つだけあったのでそこから中を観察しました。 客席数は307とこじんまりしたもの(ベンチ席なのでつめればもっと入るみたいですが)。きつい傾斜で後ろからも良く見えるように設計されています。 逆に舞台の奥行きが異様に広く、客席よりも面積あります。多分暗幕などで仕切った裏に物を置くのでしょうが、それでも広々。一番奥には鏡があり、出番直前の役者さんの最終チェックに役立ちそう。 客席は取り外し・移動が可能で、真ん中の舞台を回りで囲む形式の舞台も行われたそう。客席のちょうど下部に楽屋があり、そこから直接舞台に出られる花道もあって、演出の幅が大いに広がる舞台です。 これらのこと全て、売店のおばちゃんが突然私の傍らに現れて教えてくれました。本当に感謝です。 他にも予約制の親子ボックス席(そこから中を見た)があったりとかなりの親切設計に感動しました。 唯一の心残りはスピーカーの位置を確かめなかったことです。ダメじゃん、私!!
最大の目的を果たし、最後に買い物をしようと生協に立ち寄り車を停めたところ、私の車のすぐ横に怪我をして動けないスズメがいました。 昔、車に轢かれそうなハトを助けてやれなかった苦い記憶を思い出した私はすぐさまスズメを安全な場所に移動。でも、連れ帰ってもまともに手当てできる自信もなければ、診察してもらえそうな獣医も知らずオロオロしていると、通りすがりの主婦が「可哀想に、私が連れて帰ってあげるわ!」と手にしていた買い物袋にスズメを入れ、颯爽と去っていきました。 先述のおばちゃんといい、人の親切心をしみじみと感じた1日でした。 ただ、買い物袋に入れられたスズメと、元々の袋の中身の安否が気になるところではありますが。(フンたれ流してたんだよなぁ、あのスズメ)
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