貴方が居たから好きになったあの場所。 今は同じ理由で、あたしにとって 嫌なものになってる。 邪魔なものになってる。 貴方がそこに近付くのを ひどく恐れ嫌悪してるあたしが居る。
こんなのは我儘だと ただの我儘だと知っているのに どうしようもなく 不安と嫌気が身体中を駆けていく。
ごめんね。 それでも 嫌で嫌で仕方がないの。 吐き気すら覚えるほどに。 苦しいの。
貴方が付けてくれた『アタシ』の鎖枷は ほんのはずみで、壊れてしまった。 今のあたしは抑えるのも、精一杯…
ちからをください あなたのすべてで。
|