杏さんに投稿していただいた小説を読んでて、 泣いてるクロロを想って同じように涙を流すシャル―――ってとこで、 昔のB’zのラジオを思い出してしまいました。
あれはもうかれこれ12年くらい前のこと。 当時はまだようやくブレイクしかけのB’z。当然、遠征先のホテルも 個室なんて割り当ててもらえず、二人同室。 アルバム“RISKY”のPV撮りでNYに行ってた二人。 NYでの撮影は稲葉さんの方が断然多かったので(まぁNYに限らず常に稲葉さん 中心だけど)、明け方、まだ寒いうちから稲葉さんは一人起きて撮影に 向かわなくてはなりませんでした。 寝起きの悪い稲葉さん、仕方ないので、もそもそと着替えを始めるものの、 横ではぬくい布団にくるまれてまだ夢見ごこちの松本さんがいるわけで。
「いいな松本さん」 「寒いな」 「行くの嫌だな」 「泣きそう……」 なんてうだうだ言ってる稲葉さんに、松本さん、にっこり笑顔付きで言います。
「がんばってね、稲葉。俺、稲葉とおんなじ気持ちで泣きながら寝てるから」 「ほんとに?ほんとに泣きながら寝ててくれる?」 「うん。泣きながら寝てる」 「じゃあ行ってくる」 「がんばってねー」
※数秒後、なにごともなかったかのように爆睡する松本さん。 セリフは当然口からのでまかせ。(オイ……)
ということを3日くらい続けてたそうです。朝の日課だったそうです。 これ聞きながら(ラジオで)、ほんっと平和だな……この人たち;(いい歳こいて…) と、私は思ったのでした;
ステキな小説、漫才みたいなB’z小ネタで汚してしまったようですみません〜; いやもうこれはこれ、それはそれ、ってことで(笑)。
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