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今日、観てきました
あたしは原作を読んでいなかったし、
ストーリーもほぼ知らないまま、
なんの先入観も無かったせいか
すんなり世界に入り込みました
あたしはそんなに映画も観る方じゃないし、
なんだかんだと語り尽くせるわけではないですが
観終わった後、
すごく鳥肌が立ちました
気付いたら
泣いていました
ネタバレになるかもしれませんが
修一が
「考えろ、考えろ、考えろ！」
と必死に義父殺害計画を練る場面
義父を感電死させた時の
修一の表情
水槽の前で修一と紀子が手を合わせる場面
紀子に義父を殺したと告白した後の
修一と紀子が黙って寄り添う場面
上げたらきりがないですが
そしてラスト
予想は出来たものの、
やはり衝撃的で
とても切なかった
家族を想うあまり、母と妹に迷惑をかけられないと
「被疑者死亡」というカタチで自分のしたコトを終わらせる為に
最後に紀子に会い
そして
トラックの前にロードレーサーで飛び出した場面
最後の、
紀子が世界中を敵にまわしたような
怒りと悲しみを含んだ表情で睨むラスト
切なさと痛みと愛が
どっと心に溢れて
泣かされました
一緒に観に行ったミワも泣いてました
重く、口が開かず
しばらく考えるように
二人とも黙ってました
前評判がよかったとか
出てるアイドルが目当てだとか
そんな軽い気持ちで観に行った青の炎
ごめんなさい
ホントいい映画でした
繊細で、シンが通ってて
家族への愛に溢れているがために
起こしてしまった殺人という罪
きっと
修一という役は
にのが演じるためにある役なんだと想うくらい
ハマり役でした
あややも
初めて演技する彼女を観ましたが
表情がとてもよかった
修一を支えようと頑張る紀子
観ていてとても気持ちよかったです
なんといっても
義父役の山本寛斎さん
死に方がかっこよかった
あの顔は忘れられません
修一が義父を殺したと知って
必死で兄を守ろうとする妹の遥香役の鈴木杏ちゃんが
健気でかわいかったし
お母さん役の秋吉さんも
修一を抱きしめるシーンが印象的でした
なんかもうわけわかんなくなりそうなので
ここらへんでやめときます
もう一度、しっかり観ておきたい映画だと思いました
久し振りにハマった映画でした
ではおやすみなさい
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