先日 ずいぶんと前から悩まされていた 親知らずを ようやく抜いた
近所での歯科医では抜いてくれず たらい回しにされていたので 少し遠いけど抜いてくれる歯医者をネットで探し そこに行くことにした
今まで抜いて下さいと言うと 渋い顔をされていたのが ここの歯医者 今日抜きますか? と来たもんだ
いえっ まだ心の準備が・・・( ̄▽ ̄;
この私の親知らず 右下の奥 普通なら下から上にはえるはずが 奥から手前に生えている 横向きになっているのだ 右下の奥歯に向かってぐいぐいと生えるもんだから 歯が押されて欠けたりした歯もあった
歯がはえる力というのは凄いらしい しかも何度も何度も炎症を起こし痛みを伴っていた
何年も抱えていた爆弾のようなものだった
しかもほんのちょっぴりだけ出ていて 後は歯茎の下
抜くとしたら歯茎を切開して 歯をいくつかに切って取り出す すごく大変な抜歯になるのだった
抜歯した後は 腫れと痛みを覚悟しなければいけない 抜くのは仕事の休み前日にしてもらった
3月20日(土) 恐怖の日がやってきた おそらく私は数日 動けないだろう
麻酔も痛いんだよねぇ 抜歯する痛みを感じないようにする為だけど 歯茎に針刺して麻酔薬注入する時も
ぐああぁぁぁ〜〜〜って感じなのよね
覚悟はあまり出来てないけど 早い所これを抜いて楽になろう
そして麻酔 これが全然痛くなかった 今回初めて 表面麻酔というものを体験した 今までの歯医者は直接麻酔を打ってたのだけど 歯茎の表面に麻酔をするのだ
しばらく歯と頬の間に何かを挟んでいて 表面に麻酔をかけて それから麻酔の注射針を刺した
おお・・・・全然痛くない・・・ これは凄い 多少の痛みは覚悟していたのが 本当に痛みを感じなかった 麻酔もこまめに何回もわけて 少しずつ奥の方まで 根元の方まで針を刺していった
痛さ を感じないで 麻酔が終わる
さて これからだ
親知らずを抜いたという話は 何度か聞いていて ガンガン叩いて細かくして抜いたとか すごく時間がかかったとか 色々・・・ 背筋が寒くなりそうだ
所がこれまた20分程度で終わってしまったのだ
説明された手順としては 少し歯茎を切開
(歯茎と言っても これは骨なのだそうだ でも骨って固くて白いと思う所があって 口の中のピンクの部分は歯茎と言うのだと思っていた)
歯を切って二個に分けて 一個取り 残りを引っ張り出し 縫合する
自分の拳を握って 顎に当てて保護していてください 少し力入れますよ〜
ちょっと顎が外れそうに 力込められたりしたけど 痛みは全然無かった
そして縫合 助手の女性が縫合の糸を切る時 ハサミの持ち方が悪かったのか 先生に注意されていた
あぅ・・ 怒ってる?怒ってる?? 怒らないでいてあげて〜 私は大丈夫だから (^^;
以前 どっかの歯医者でね 助手の人をすごい怒鳴り声で ガンガン怒鳴りつけながら治療してる そんな歯医者があったのよ 治療されてる方はたまったモンじゃない
ちょっと心配になってたら・・・
次に同じ事言わせたらどうしようかな・・・(先生)
え?クビ?辞めさせちゃうの?? ←口開けたまま心配してる奴(アホ
よし。ドラ焼き10個買ってきてもらおう。(先生)
・・・・・へ?( ̄▽ ̄;
その後の会話 思わず笑ってしまいました 口開けたまま(汗)
この間買って来たじゃないですか 俺は食べてない
等々・・・
いや・・・恐怖も何も吹っ飛びましたわ
しかも最後には
ボクは真面目に仕事してるんだから私語は慎みましょう
ぎゃはははははは!!!_(_△_)ノ彡☆ばんばんばん !!
最高です。先生。
しかも腕は良いときた
会話してる最中でも手はテキパキと動き 抜歯終了。 凄いです。先生。
きっと患者さんの中には ふざけるな 真面目にやれよ なんて思う方々もいるかも知れないけど
私はおかげでリラックスしていました
抜歯してニ針縫ったのにも関わらず まだ麻酔が効いていたから 笑顔で歯科医を出てきました
麻酔切れたら 痛いんだろうなぁ・・・( ̄▽ ̄;
三種類の薬を貰い 帰宅
その夜
私は動けなかった・・・・合掌
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