パリでは前半調子が悪かった。 だるくて仕方なかったので,月曜と火曜の午前中は寝て過ごした。 後半は普通に動けたが,帰って早々に熱を出した。
夕方皮膚科に行く予約をしていた。 大学受験から絶えることの無いにきび治療のためだ。 色白の顔が,いつも赤くなっている。 にきびはかゆくて,よくつぶしてしまう。 背中や胸にも沢山のにきび跡がある。
待合室で,驚いたことがある。 「老化は年齢だけの問題ではありません」 こんな張り紙があったのだ。 肌の老化の治療が,どうやら医療として認められているらしい。
にきびの治療に出されたのは,亜鉛の薬と外用薬。 亜鉛は前に何のためだったか飲んだことがある。 日本でも出されることがあるのだろうか。 朝食にシリアルを食べているか聞かれた。 シリアルは亜鉛の吸収を阻害するのだそうだ。
帰りに隣のスーパーで買い物をするつもりだった。 薬局にいる間にとても気分が悪くなり,タクシーを呼んでもらった。 食料がほとんど無いのに,熱による身体の痛みで,買いに行けず,ズッキーニとじゃがいもをソテーして夕飯に。
|