Diary


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2003年01月03日(金) 帰宅。

帰省最終日。『日本の軍隊』を読了し、勢いで竹前栄治『占領戦後史』(岩波書店)を読み始めるも、内容が詳細に渡り過ぎて挫折。『日本の軍隊』はホンマにわかりやすくて面白かったなあ・・・・

読書に挫折した私は、いそいそと荷物からケント紙とペンを取りだして、年賀状用のヒツジの絵なぞを何点か描き、その後慌ただしく荷物をまとめ、午後3時には車中へ。鼻毛も凍てつく氷点下の信州を後にした。

そして午後8時半に京都駅着。大降りの雨だったため、タクシーでFさん宅へ。「ちくわ」と「うどん」をケージに入れ、Fさんにお土産の五一ワインを手渡し、そのままタクシーで自宅へ直行。こうして私とI氏の帰省行脚は幕を閉じた。



実家で3日間を過ごして改めて気づいた事実、それは「私の父はよくしゃべる」ということ。テレビがついていれば、芸能からスポーツまで、その内容について頼んでもいないのに逐一解説を入れ、クルマに乗っているときは当然のように観光ガイドに変身。特に今回は私が年末ハードワークの疲労を引きずっていて寡黙だったせいもあると思うが、父のエンドレス・マシンガントークが際立っていた。

かくいう私も、よくしゃべるタイプの人間ではあると思うけど、次から次へと言葉を繰り出す父を冷静に眺めながら、私の脳裏には「遺伝と環境」の5文字が点滅しておりました。


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